星に手を伸ばす

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ジョンハンさんと話したあの日からずっとスニョンオッパとこの関係を終わらせることばかり考えていた

オッパの目の前で今までありがとうございました、前の関係に、ただの先輩と後輩に戻りましょう、と言うだけ

ただ、それだけなのに私は足が前に進まなかった





승관A〜時間ある?
ちょっと出てきて欲しいんだけど





スングァンからのお呼び出しがかかった

スングァンにそれとなく相談してみようか

相談内容がバレないように








スングァンから指定されたサムギョプサルのお店へ行くと、既にスングァンは席に座っていた

カムバックは今のところないから、サムギョプサルを食べることに了承したけれど、深夜に食べるのは少し罪悪感がある






「お〜！やっと来た！早く食べよ！」





そう席に着く私を急かすスングァンは昔と変わらなかった






「A思ってたより元気そうだね」




そう言いお肉を私のお皿に載せてくれるスングァン

スングァンとは事務所で会うと雑談をしたり時間が合えばお昼を一緒に食べたりしているぐらいである

しかも割と高頻度なはず







『私そんな元気なさそうに見えた？』





「うん

ずっとって訳じゃないけど…あー…ハニヒョンに会ってから？」

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