星に手を伸ばす

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민규ちょっと今時間あるかな?





ペア練習の日まであともう少しという時にミンギュさんからカトクが届いた

その日も練習室にいるだけだったので特に予定もなく、ミンギュさんのカトクに返事をした






ミンギュさんと何度かメッセージを交わし、ミンギュさんも事務所にいることが分かり、事務所のカフェで会うことになった








カフェへ向かうとミンギュさんは既にいた







『すみませんお待たせしました！』





「全然大丈夫だよ

急に呼び出しちゃってごめんね」








『いえ、こちらこそ大丈夫ですよ

なにかあったんですか？』





「ソアちゃんのこともっと知りたいと思って！

言っちゃ悪いけど、お互いのこと何も知らないから息が合わないと思うんだ」





そう言っているミンギュさんの表情は暖かかった

息を合わせるにはミンギュさんのことをもっと知らなければならないと思っていた

だから、この機会はとても大切なものだと思うし、それをミンギュさんから提案していただけてとても嬉しいと感じる






『ありがとうございます

私も、ミンギュさんのこともっと知りたいと思っていたんです』





そう言うとミンギュさんは花が咲いたように、嬉しそうに口角を上げた








「そう言えばソアちゃんはお昼食べた？

食べてないならおすすめのカルグクスのお店があるんだ

そこ行かない？」







『もちろんです！』

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