星に手を伸ばす

・ ページ12

次の合同練習まで、1週間

私は動画を見ながらどうしたら改善することが出来るかをずっと考えていた




あの日、カトクを交換した後、練習を再開したが、息が合うことが無かった

ミンギュさんは焦ることは無いと言ってくれているが、他の2人のペアを見るとそうは行かない

それに、早く息が合えば、細かいことまで練習することが出来る



それから、動画を見返してミンギュさんの癖を吸収しようとした

1番はミンギュさんと練習することが良いのだろうけれど、SEVENTEENはいつもスケジュールが詰まっている

もし空いているとしても、貴重な休みを取ってまで練習してもらうのは申し訳ない







練習室で何度も練習をしていると扉が開いた




もしかして、この時間誰か使う予定だったのか、と扉の方を見ると、ホシさんが立っていた






『すみません…！
もしかして次予約されてましたか？』






「いや、ちょっと気になって

ソアさん、この間の練習不安そうだったから…」





ホシさんは自分の練習をしている間も周りを見ていたのだ

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す