Strawflower《ナナツアー》2 (ページ7)

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3人と運動も終わり残りはジョギングをするだけとなった

いつもと違う風景に楽しみな気持ちが大きくなる

「あれ、Aどこ行くの？」

ジョギングの準備をしていると、部屋でゆったりしていたミョンホがやってきた

『ジョギングしに行くの
ミョンホは何か予定ある？』

「今からお昼食べようかなって思ってたところなんだけど…
Aは来ない？」

さっきご飯を食べたばかりだし、運動をもう少ししたい

でも、ミョンホとご飯も食べたい

「ふは、ジョギングしておいで
僕とはいつでもご飯食べられるし、この景色でジョギングは今しかないでしょ」

悩んでいる私に気がついたのかミョンホはそう言った

気を使わせてしまったなと何だか申し訳無くなる

『ありがとう
日程が合ったら絶対行こうね』

「もちろんだよ」

お互い韓国語が分からない頃から一緒にいたおかげか、割と表情でお互いの思っていることが分かってしまう

それがいいことなのだろうけれど、少し申し訳ない時もあるのだ

「A、ダイエットももちろん大切だけどナナツアーの間だけは無理しなくてもいいんだよ」

ミョンホは私がダイエットを始めるといつも不満そうな表情で私を見つめる

無理をしている訳では無いが、やっぱり私が体型のことで悩んだことがある事がネックなのだろう

『もちろんだよ
ありがとう』

私がそう言うと不安そうな表情のまま頷いた