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『ご馳走様でした』




熱気球の場所でもパンを少しいただいたけれど、宿に置いてある朝食も食べてしまったことに少し後悔しながら、運動をしなきゃと決心した

景色も綺麗だし、ランニングするのもありかもしれない

さっき少し寂しそうにしていたミンギュの様子を少し見てから運動をしよう





『オッパ達先に行きますね』



そう言うとオッパ達は同時にゆっくり頷いた

きっとまだ眠いのだろう

目が開いていない

同時に頷き似たような表情をしているオッパ達が可愛いなと思いながら、食器を片付けることにした






「あ、ヌナ!おはようございます」




朝からにこにこ笑顔で私に挨拶をしたのはチャニくん

相変わらず寝起きでも可愛い

チャニくんもお皿をシンクの上に置いている当たり、朝食を食べ終えたのだろう






「ヌナってこの後運動しますか?」

『うん
運動と言うよりかはランニングの予定だよ』

「ランニングの前か後でもいいんですけど、一緒に運動しませんか?」



チャニくんが私と一緒に運動をしようと誘うだなんて珍しいなと思うのと同時に、チャニくんのメニューを私がこなせるのか、はたまた私のメニューでチャニくんが満足するのかが不安になった





『チャニくんは…いいの…?』

「もちろんです!
運動器具とかはないので一緒に動画の筋トレとかどうですか?」

『もちろん』



それぐらいならきっと一緒にできるよね…

そう思い返事をするとチャニくんは嬉しそうに笑った

笑うと目が細くなるチャニくんの笑顔が本当に可愛らしくて、頬っぺたを両手で挟むと不思議そうな顔をした




『へへ、可愛いね』

「へへ」

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作者名:ふちゃ | 作成日時:2024年2月24日 0時

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