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JN side
『朝早く起きてもこんなに幸せだなんて、嬉しいですね』
景色を見ながらウォヌとAと朝食をゆっくり食べていると、ふとAが呟いた
Aの表情は本当に幸せそうで、頬が緩みきっている
朝起きることが苦手で不機嫌になることもあったのにと少し成長を感じるけれど、きっとそれはナナツアーだからだと感じた
このツアーに来てからAだけでなくメンバーが幸せだと声を漏らす姿をよく見ている
表情も本当に幸せそうで、僕もその空間に一緒にいれることが嬉しく感じるし、幸せだと感じる
『ジュニオッパとウォヌオッパは2人ともワイナリーツアーですか?』
「うん」
『わあ…!
美味しそうなワインがあったら教えてくださいね』
「もちろん」
お酒は苦手だけれど、美味しいものには目がないA
きっとスンチョリヒョンや他のメンバーはAがお酒を飲むことに反対するだろうけれど、目をきらきらさせて僕達を見る表情を見ていると、拒否するのも可哀想に思える
それに、Aの周りにはきっと誰かがいるだろうし、止めてくれるだろう
相変わらず手のかかると言うよりかは、周りがお世話をしたくなるAだけれど、それがAも僕達も心地の良い関係に感じる
「家帰ってミンギュに怒られないように程々にね」
『げ………』
たまにAと暮らしているウォヌ達に羨ましく感じる
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作者名:ふちゃ | 作成日時:2024年2月24日 0時