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A side
「いや、いいよ、俺ここで食べたい」
スンチョル先輩なら頷くと思っていたのに、ここで食べたいとそう言った
『でも…』
「俺、ハニ達が中庭で食べてることもう知ってるよ」
『へ？』
スンチョル先輩はもう既に3人が中庭で食べていることを知っているようだ
それなのになぜ、今ここにいるのだろうか
『じゃあ、なんで』
「ふふ、Aともっと仲良くなりたいから」
ふにゃりと柔らかく笑ったスンチョル先輩
これは、やられる
少し私の中で顔が熱くなるのを感じた
「Aのこと全然知らないし、それにジフンとウォヌとハニが懐いてるなんて珍しいからさ
Aガード固いしあの4人が居たら色々聞けると思ったんだけど…」
スンチョル先輩が私のことを知りたがっていた
なんて思いもしなかった
それに大好きなソアを置いてまで私の方へ来るなんて本当に意外だ
「ねえ、Aのこといっぱい教えてくれる？」
私の手を取ってきゅるるんと上目遣いで私を見つめるスンチョル先輩
ああ、この表情を見ていたら頷いてしまいそうだ
『わ、分かりましたよ』
そう言うとスンチョル先輩は嬉しそうに笑い、私の頭に手を載せようとした
「ちょっと、」
頭に来る重さに備えようと目をきゅっと閉じていたが、中々来ない
その代わり聞きなれた声がした
『ウォ…ヌ？』
ウォヌを見ているスンチョル先輩は少し楽しそうに笑っている
それに対してウォヌは何だか不機嫌だ
「ウォヌおかえり〜」
ウォヌの不機嫌オーラなんて気にしてない、ってぐらいに笑顔でウォヌに話しかける先輩
強い…
「はあ…
A1人にさせてごめんね
それよりスンチョリヒョンと食べてたの？」
『あ、うん』
ウォヌだけ帰ってきたのだろうか？
教室を見回してもウォヌしかいない
『みんなと一緒の用事じゃなかったの？』
「いや、一緒だけどAが1人かもしれないって直ぐに戻ってきた」
『そっか』
ウォヌの温かい気遣いに嬉しくなる
「あ、ねえ、ウォヌ
ソア達が中庭で食べてる時、これからお邪魔するね」
スンチョル先輩が嬉しそうに口角を上げてそう言った
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ふちゃ(プロフ) - chobtsugaさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです😭💓これからも楽しんでいただけるよう頑張らせていただきます！✨ (11月25日 23時) (
レス) id: 30eba03888 (このIDを非表示/違反報告)
chobtsuga(プロフ) - このお話大好きです:) 更新楽しみにしています！ (11月25日 22時) (レス) id: c39c4980e2 (このIDを非表示/違反報告)
ふちゃ(プロフ) - もちもちさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません💦これからこちらの作品も沢山書かせて頂きますので楽しんでいただけると嬉しいです︎💕︎ (10月9日 22時) (レス) id: 30eba03888 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 続き楽しみにしてました！！最高です😭これからも頑張ってください！ (10月9日 9時) (レス) @page22 id: 0819de6c69 (このIDを非表示/違反報告)
ふちゃ(プロフ) - あいりんごさん» 嬉しいコメントありがとうございます😭💕これからも頑張らせて頂きます！💪🏻⋆͛ (8月19日 23時) (レス) id: 30eba03888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふちゃ
| 作成日時：2023年8月16日 3時
