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チョン・ウォヌが座席へ向かおうとする瞬間、急ブレーキがかかった
『危ない！』
チョン・ウォヌはちょうど階段を登っている最中であったため、バランスを崩してしまい転けそうになってしまっている
チョン・ウォヌと関わりたくないからと言って、怪我をしそうな人を放っておくほど非道な人間ではない
手を伸ばしてチョン・ウォヌを支える
チョン・ウォヌのバランス力か私の支えのおかげかは分からないがギリギリ転けることはなかったようだ
「ありがとうございます」
小さな声でお礼を伝えるチョン・ウォヌは声までかっこいいだなんて
これは惚れてしまうのも分からなくはない
「あの……これって、あなたのですか？」
そんなことを考えていたらチョン・ウォヌの手元には小説があった
【ナミヤ雑貨店の奇蹟】
元の世界にいた時によく読んでいた小説だ
なんでここに……
人見知りが激しく見た目も可愛くなかったから、私は友達を作ることが出来なかった
一人でいることに孤独感を感じてから、私は小説に没頭するようになった
その時、特に気に入っていた小説だ
なぜこの世界にこの小説があるのだろうか
そして、周りに人が居ないことからこの小説を落としたのは私で間違いないだろう
カバンのチャックが少し空いている
ここから出てきたのだろう
『わ、私のです。ありがとうございます』
チョン・ウォヌからの視線を避けるように私は小説を受け取り座席に座り直した
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ふちゃ(プロフ) - シウさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！😭とても励みになります！シウ様にこれからも楽しんでいただけるよう頑張らせて頂きます！本当にありがとうございます！！ (8月1日 1時) (
レス) id: 30eba03888 (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - いつも楽しく拝読させて頂いてます！とても楽しすぎて何度も読んでしまいます！ふちゃさんに出会えて、このお話と出会えて本当に幸せです！ありがとうございます！ (7月31日 22時) (レス) id: 08e236d3a0 (このIDを非表示/違反報告)
ふちゃ(プロフ) - あいりんごさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいお言葉わありがとうございます😭これからも楽しんでいただけるように更新を頑張らせて頂きます！ (7月25日 23時) (レス) id: 30eba03888 (このIDを非表示/違反報告)
あいりんご(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！いま読んでいる作品の中で1番大好きです！！これからも頑張ってください！楽しみに待ってます💘 (7月23日 22時) (レス) id: 1a90825dd7 (このIDを非表示/違反報告)
ふちゃ(プロフ) - おかゆさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんでいただけるよう頑張らせて頂きます！💪🏻⋆͛ (6月25日 17時) (レス) id: 30eba03888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふちゃ
| 作成日時：2023年6月23日 0時
