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全く目が合わなくて、名前を呼ぶ気も失せる。
そうしてコンサートがおわって家に1人静かに帰った。
気付いてくれないなんてわかっていたことだけど、どこかで期待していてコンサートに行ったことを後悔していた。
今日コンサートに行ったことは内緒にしよう…
行ったよなんていう気分にもなれなくて私は隠すことにした。
しばらくすると ただいま〜と元気に帰ってきた。
A「おかえり、どうだった？」
私がそうきくとなぜかサンドゥルはニヤニヤしている。
ドゥル「すごく可愛い子がいたんだ！」
A「へー…そうなんだ…」
その子を見てたから私のこと気付かなかったんだね。
私の誕生日に他の子をみてるなんてもう何年も繰り返してることだけどやっぱり悲しい。
なんていい歳して思ってしまう。
ドゥル「あ〜〜ほんとに可愛かったな。またくるかな？」
そんなこと知らないよと心の中で思いつつも
来るんじゃない？と言っておいた。
ドゥル「僕のペンだといいな！！」
私の誕生日なのに、他の子の話ばかり…
ドゥル「サイン会とか来てくれないかな〜サービスしてあげるのに〜」
私はイライラして無視するようにした。
ドゥル「次のコンサートでいたらたくさん目を合わそうっと！」
もうやめてくれないかな…クリスマスだよ？
ドゥル「誰だと思う？」
A「そんなの知ってるわけないじゃん！！いってもないんだから！！！」
私はおもわず大きな声を出してしまった。
あまりにも子供みたいで情けなくなって
泣きそうになりながら部屋にはいろうとした。
そのときサンドゥルが腕をぐいとひっぱって、後ろから優しく抱きしめてくれる。
A「なんなの…っ」
ドゥル「真ん中のあたりに座ってたでしょ？」
A「え…？」
ドゥル「僕のことずっと見て、こんな可愛いAに気付かないわけないじゃん」
A「じゃあさっきのって…」
ドゥル「もちろんAだよ」
今まで怒ってたのがだんだんバカらしくなって恥ずかしさと嬉しさで涙が溢れる。
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まう(プロフ) - 初めまして^ ^久しぶりに面白い作品に出会えました！ボーナスストーリー、次回作も楽しみにしています。 (2016年8月30日 20時) (
レス) id: 988597b541 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン - お話、ありがとうございます!!ドキドキしながら読ませていただきました。ボ―ナスストーリーがあるかもしれない、とのことなので、あったらイイな…と楽しみにしてます♪次のお話ができたら、また読ませていただきます♪^^ (2016年8月30日 13時) (レス) id: 08e81a461b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうか | 作成日時：2016年7月15日 17時
