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そうして家へ帰って、サンドゥルを誘おうと電話をかける。
A「あ、もしもしサンドゥル？」
ドゥル「どうしたの？」
声を聞くだけでも胸が苦しい。
A「話したいことあるんだけど、いつ空いてる？」
私はドキドキさせながらそう聞いた。
ドゥル「今言えないの？」
A「あー…あった方が都合がいいかな…」
もちろん電話で言ってもよかったけど
私はどうしても直接伝えたかった。
ドゥル「来週の土曜日なら空いてるよ」
A「じゃあ土曜日遊びに行こう！」
そう言って私たちは土曜日に会うことになった。
今からあまりにも緊張して土曜日まで心臓もたないよ…
振られたらどうしよう。
気まずくなるのかな。
恋をしていると、なにが間違ってて
なにが正解なのか分からなくなる。
自分の気持ちが錯覚して、いいようにもっていったり、悪い方向ばかり考えてしまったり。
いつだって不安定で、少しのことで嬉しくなって、少しのことでも落ち込んで。
結果がダメだったとしても私はきっと後悔はしない。
そのためにここまできたんだ。
あの時サンドゥルが財布を落としてなかったら
私があの時拾って追いかけなかったら
すべてがなかったことになっていて
きっと今もグズグズ好きでもない人と付き合ってたと思う。
今の自分だってきっといない。
そう考えるとサンドゥルを好きになれたのは奇跡だ。
サンドゥルは私に本当の恋を教えてくれた。
そう思うと胸がぎゅーって苦しくなる。
土曜日まで待っててね。
今度こそもう逃げないから。
まっすぐあなたに伝えるよ。
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まう(プロフ) - 初めまして^ ^久しぶりに面白い作品に出会えました！ボーナスストーリー、次回作も楽しみにしています。 (2016年8月30日 20時) (
レス) id: 988597b541 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン - お話、ありがとうございます!!ドキドキしながら読ませていただきました。ボ―ナスストーリーがあるかもしれない、とのことなので、あったらイイな…と楽しみにしてます♪次のお話ができたら、また読ませていただきます♪^^ (2016年8月30日 13時) (レス) id: 08e81a461b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうか | 作成日時：2016年7月15日 17時
