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サンドゥルに告白する前にミナと話すことにした。
A「ミナ、私もう逃げない。ちゃんとサンドゥルと向き合うよ。」
ミナ「そっか。頑張ってね。」
A「うん、ありがとう」
やらずに後悔するくらいなら
やって後悔するほうがよっぽどいい。
もし駄目だったとしても、気持ちを伝えられただけでもいいんだ。
ミナ「なんかA変わったね。」
A「うん、ミナとシヌ先輩のおかげ。」
ミナ「きっと大丈夫だよ。もし駄目なら私が励ましてあげるからさ。」
A「その時はミナの腕の中で泣くね。」
だなんて笑って 心の中では今からドキドキしていた。
まだ次会う予定さえも決めていないのに。
ミナ「そろそろ帰ろっか」
A「ほんとだ、もうこんな時間。またね。」
そういって私たちは家へ帰った。
シヌ先輩にもちゃんとお礼を言いたいから
今度ちゃんと会って話そうかな…
そうして後日、シヌ先輩と会うことになった。
A「先輩、私ちゃんとサンドゥルに気持ちを伝えますね。」
シヌ「うん。応援してる。」
A「シヌ先輩のおかげで勇気を出すことができました。ありがとうございます。」
シヌ先輩がいなかったらきっと
私はまだうじうじしたままだった。
シヌ「ごめん、やっぱ応援できないや」
A「え？」
シヌ「まだ俺Aちゃんが好きだよ。」
あまりにも突然のことにびっくりして
言葉を失ってしまう。
もうとっくに好きじゃなくなってると思ってたから。
シヌ「サンドゥルが駄目だったら俺のとこに戻ってきてもいいんだよ？」
本気なのか冗談なのかわからなくて私は困ってしまう。
A「あの…」
シヌ「嘘だよ、ごめんね。じゃ、幸せになってね。」
そういってシヌ先輩は一瞬悲しそうで辛そうな顔をして私の頭をポンと撫でて私の前からいなくなった。
嘘だって言ったけど、あんな顔しといて嘘だなんて思えないよ…
シヌ先輩のこと、最後まで傷つけちゃったな…
A「ごめんなさい…」
遠ざかるシヌ先輩の背中を見て
私は小さな声でそういった。
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まう(プロフ) - 初めまして^ ^久しぶりに面白い作品に出会えました！ボーナスストーリー、次回作も楽しみにしています。 (2016年8月30日 20時) (
レス) id: 988597b541 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン - お話、ありがとうございます!!ドキドキしながら読ませていただきました。ボ―ナスストーリーがあるかもしれない、とのことなので、あったらイイな…と楽しみにしてます♪次のお話ができたら、また読ませていただきます♪^^ (2016年8月30日 13時) (レス) id: 08e81a461b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうか | 作成日時：2016年7月15日 17時
