夢での願いを【wrwrd!】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:4,700 hit

シャンプー（鬱）ページ3

｢なぁなぁ、Aちゃん？｣
｢ん？どしたの大先生？？｣
私の髪を楽しそうに弄りなから疑問も持ったらしく聞いてきた
｢今日、シャオちゃんとおーた？｣
｢いや？あってないはずだけど…なんで？｣
急になぜシャオちゃんが出てくるのだろうと頭にはてなマークが浮かぶ…
｢いや、なんかシャオちゃんの匂いがしてAちゃんの匂いが違う｣
と言うと首元に顔を近づけて匂いの正体を当てているようだった。好きな人にされているから特に嫌悪感はなくどちらかと言えば大型犬に甘えられている気分である
｢んー、あ、分かった！昨日シャンプー変えた！！｣
昨日シャンプーが丁度切れたから気分転換にと新しいやつを買ってみたのだか丁度それがシャオちゃんの使っているものと一緒だったらしい
｢あーそういうことか…｣
そう言うと大先生はちょっと顔を曇らせて考え込むような仕草をした
｢どしたの大先生？？｣
｢なんか、シャオちゃんがAちゃん取ったみたいで嫌なんやけど…｣
意外と嫉妬はしないのにこんな簡単なことで嫉妬するんだと少し笑うと
｢…そうや、一緒にお風呂入ろか俺のやつ使えばシャオちゃんの匂い消えるやん｣
｢え！？大先生、無理無理！恥ずかしい！！｣
強引に立ち上がらされると耳元で
｢Aちゃんが僕のこと嫌いならついてこんでもいいよ？でも好きならついてきて｣
ずるい、そんな悲しそうな顔でそんな言葉を言われたらついて行くしかないじゃないか…

大先生にはなんとなく細かい変化を気づく人であってほしいんですよね(小声)