じゅう ページ10
・
「あ、いた。うさぎさん？」
「おい凪！勝手に行くなって」
「玲王……俺いま綿菓子だから」
「はぁ？」
先程、関係ない世界なんだろうなと眺めていたリムジンから降りてきた男の子2人。
そのまま真っ直ぐ私の方に来たかと思えば声をかけてきて、それがまさかの綿菓子さんで。
「綿菓子さん、お金持ちなんですか？」
「出会い頭言うことそれ〜？」
思わずそんなことを言ってしまった。
「俺は別にお金持ちじゃないよ。こっちの…玲王がそうなだけ。俺はお世話されてる」
「主従関係…？」
「主従っつーか、凪は俺の宝物！そういうお姉さんは？うさぎさんって呼ばれてたけど。」
「凪くんって言うんだ」
「否定するのめんどくさいからもういいや。そうそう、ゲームでは綿菓子のままにしててね」
「おっけー。とりあえず立ち話もなんだからカラオケかどこかに行こうか」
「はーい」
「玲王くん、だっけ。君も一緒に来る？」
「もちろん、俺はそのために来たんだからな」
「じゃあとりあえずゲームインストールするところから始めようか」
「は？」
「オフ会への参加権限だよ」
「ウケる」
ぽんぽん、と会話を交わしながら歩き出す。
男の子2人に女の子1人というこの絵面、ちょっとお姉さんにはきついなぁ。
( なぁ凪。これどういうこと？ )
( とりあえずカラオケ行こ〜。そこで説明してもらって、うさぎさんから )
( うさぎさんもあれだし、私のことはAって呼んで。2人とも最早本名でしょ？ )
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きのこ(プロフ) - 凛ちゃん嫉妬可愛すぎる、、、夢ちゃん思いきってこくはk、、、 (2023年4月5日 10時) (
レス) @page30 id: 341e3469a0 (このIDを非表示/違反報告)
ザベスパイセン - あぁ、、、、、夢主まさかの逃げる、、、w嫉妬するとか凛ちゃん可愛いかよ (2023年3月29日 6時) (レス) @page27 id: 0ad42f5975 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - アルです！\(●°ω°●)/さん» ありがとうございます(>_<｡)♡ 頑張ります！ (2023年3月26日 15時) (レス) id: 0653826f79 (このIDを非表示/違反報告)
アルです！\(●°ω°●)/(プロフ) - すっごい面白いです!!凛ちゃん可愛いッ！応援しています!! (2023年3月26日 13時) (レス) @page14 id: f6a6e363df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：刹那 | 作成日時：2023年3月23日 9時
