にじゅうはち ページ28
・
凛ちゃんが怖くなって、私は逃げてきた。
2人の元へ。
「何があった?って聞くまでもねぇよな…」
「さっきのアレ〜?」
4人掛けの席に座り、話を始める。
フードコートに常設されている水を凪くんが持ってきてくれて、真ん中には玲王くんが買ってきてくれたドーナツが置いてある。
「そうなの…。私は、皆に仲良くなって欲しかっただけなのに。凛ちゃんなんでか知らないけど不機嫌になっちゃって、全然、私の事見てくれなくて。」
「俺たち何かしたってわけじゃねぇしな…」
「思い当たるとしたら普通に、俺たちと一緒に居るのが嫌だったとか?」
「……でも、凛ちゃん別に私の恋人でもなんでもないよ?私にとっては、ただの弟みたいな子で。」
そう、私にとっては、弟みたいな子。
それでいいはずなのに、自分で言ってて少し胸が痛む。
『俺は、あんたを姉としては見てない。』
『おまえを堕とす』
凛ちゃんにああ言われたからじゃない。
こんなに私が苦しいのは、悲しいのは。
違うはずなんだ。
「……ねぇ、凛に何か言われたんじゃない?」
「っ…」
「凛はさ、あんたのこと」
____恋愛的な意味合いで、好きなんでしょ?
479人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きのこ(プロフ) - 凛ちゃん嫉妬可愛すぎる、、、夢ちゃん思いきってこくはk、、、 (2023年4月5日 10時) (レス) @page30 id: 341e3469a0 (このIDを非表示/違反報告)
ザベスパイセン - あぁ、、、、、夢主まさかの逃げる、、、w嫉妬するとか凛ちゃん可愛いかよ (2023年3月29日 6時) (レス) @page27 id: 0ad42f5975 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - アルです!\(●°ω°●)/さん» ありがとうございます(>_<。)♡ 頑張ります! (2023年3月26日 15時) (レス) id: 0653826f79 (このIDを非表示/違反報告)
アルです!\(●°ω°●)/(プロフ) - すっごい面白いです!!凛ちゃん可愛いッ!応援しています!! (2023年3月26日 13時) (レス) @page14 id: f6a6e363df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:刹那 | 作成日時:2023年3月23日 9時