××くんの彼女は〇〇ちゃん。せかんど

お誕生日こーる。at謙虚ちゃん ページ33

0時を過ぎた頃。そろそろ寝ようかと目を閉じようとしたら、急にAから電話がかかってきた。





電話をかけてくることなんて1度もなくて、電話をする時はいつも俺からやったのに、ちょっとびっくりして時が止まる。←






いざ電話に出ると、Aが誰かと話してる声が。







A『ちょ、お兄ちゃん…！…あ、じゅ、淳太くん…！』








ほら、大丈夫やったやろ？と、Aのお兄さんの声が聞こえる。(お兄さんには挨拶済み。)








お兄さんになんか相談したんかな？後で教えてもらおーっと。(連絡先交換済み。)








淳｢A？どーしたん、なんかあった？｣








A『えっと、その…お、お誕生日、おめでとうございます…！』









淳｢あ、もう俺の誕生日かー！｣








口先では、今思い出した、って感じ出してるけど、顔はニヤけが止まりません。うん、鏡見なくてもわかる。(笑)








A『淳太くん、前に新しい香水欲しいって言ってたじゃないですか』








淳｢あー、そういえばそうやったなぁ｣







A『ど、どんな匂いがいいんか分からんかったんで、私が淳太くんに合いそうなやつにしちゃったんですけど…あ、あ、わ、忘れてください…！！』








淳｢え、え、なになに！？｣







そう言って、Aは電話を切ってしまった。







…あれかな、秘密にして学校でサプライズで渡そうと思ってくれたんかな？(笑)







しばらくすると、Aのお兄さんから連絡が来た。







『A、ほんまは淳太くんに誕生日おめでとうだけ言いたかったみたいなんやけど、ミスってサプライズする予定のこと言ってしもたらしいわ。(笑)学校までに忘れてあげて(笑)』








と、お兄さんもネタバレをしっかりかましてきて、さっきまでの眠気は吹っ飛んでしまった。








明日は目の下の隈が凄いことになってるんやろうな。








明日の夜はお持ち帰りしたいな←







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1日遅れてしまったけど…
淳太くんお誕生日おめでとうございます！

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