ホワイトデー。at天然ちゃん ページ19
バレンタインの時、Aは手づくりのチョコをくれた。
普段の天然でふわふわしてるAからは想定できないくらい、オシャレなものだった。
お菓子作りは得意やねん!と豪語してただけある、ほんまに完璧なチョコレートテリーヌ。
ホワイトデーは何しようかと思ってたんやけど、昨日、Aがチーズフォンデュをしたいなぁと呟いたのを聞き逃さなかった俺は、元々家にあったチーズフォンデュのセットを用意して、チーズフォンデュとチョコフォンデュ両方出来るようにしておいた。
これは絶対喜んでくれるやろ!
昼頃になって、Aが家に来た。
A「ともくん!おはよー!」
部屋に入るなり、ちゅっとキスをしてきたけど、どう考えても今の時間はおはようの時間じゃない。
もう時計の短い針は12を越えている。
まあでも、夕方でもおはようと言うAのことやから、もうなんとも思わんねんけどな。(笑)
とも「この前、Aチーズフォンデュ食べたいって言ってたやんか?やから、今日はチーズフォンデュにしたで」
A「え、ほんまに!?ともくん天才!!すごい!!チーズフォンデュ家で出来るん!?」
とも「え、鍋でチーズ溶かすだけやけど(笑)」
A「そんなんで出来るん!?知らんかった!!」
お菓子作り好きなAが知らなかったことにびっくりしたけど、まあこれも通常運転。
A「食べたい食べたいー!」
とも「はいはい、どーぞ(笑)」
お皿と串を渡して、自由に食べ始める。
しばらく食べてると、Aの頬にチョコが付いている。
とも「A、ほっぺ」
A「ん?え、肉ついてきた!?」
とも「ちゃうちゃう(笑)」
チョコを取ると、Aは、血と勘違いして、
A「え、血吹きでてきた!?ともくん、ティッシュ!!」
とも「これ、チョコやで(笑)」
A「あ、チョコ付いたんかー。よかった、安心っ!(笑)」
通常運転すぎるAが、このテーブルのどこかに置いてあるプレゼントに気づくまで、あと少し。
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どるちゃん(プロフ) - (名前)ののかさん» ありがとうございます!これからも応援お願いします! (2019年12月9日 1時) (レス) id: defc61fdb4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ののか(プロフ) - 一作目から見てます!淳太くんの話大好きです頑張ってください (2019年12月8日 10時) (レス) id: 4a425055cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どるちゃん | 作成日時:2019年11月30日 22時