ウソとホント。 ページ43
Aさんside
今日も今日とて晩御飯を作っている私。
流「ただいまー」
そして、今日は珍しくバイトから早く帰ってきた流星。
極力お出迎えはしたいから、急いで玄関へ向かう。
A「おかえり!ごめんな、今まだご飯作ってるとこ」
流「んーん、まだお腹空いてないから大丈夫」
A「ありがとう。お風呂はもう湧いてるから、入ってきてええよ!」
流「んー、ありがとう」
眠そうな顔で私にぎゅーっと抱きついたあと、フラフラしながら部屋に入っていく流星。
まぁ、これはいつも通り。(笑)
なんか流星ってこの小説内ではめっちゃ私の面倒見てくれるしっかり者みたいになってるよな!?
実際そんな事ないねんで!?
流星はずーっとぼーっとしてるし、忘れ物しょっちゅうするし、私より先に早く起きるなんてほぼないし。今日やって、バイトの途中休憩で1回ケータイ取りに帰ってきたし。
ま、まぁ、流星が帰ってきて飛びついちゃうのはほんまやけど…
でも、流星はだいぶ嘘ついてると思う。(笑)
やから、たまには私がハイジャックして流星の本性を見せてもいいと思う!
私が晩御飯を作るのを再開して暫くすると、お風呂から呼び出しの音が流れた。
A「どうしたんー?またパンツ?」
流「うん、パンツ忘れた。持ってきてくれん?」
私が、流星が同棲始めてすぐの時にお風呂上がりにタオルを腰に巻いて裸でリビングウロウロしてたから、恥ずかしすぎて、やめて!って言って以来、ちゃんと部屋着を持って行ってくれるようにはなったんやけど、パンツ忘れたの呼び出し、この1週間で5回目。
A「はいはい」
と言いつつ、もうだいぶ呆れてる。(笑)
そしてお風呂から上がってきてすぐ、髪の毛も乾かさずに、後ろから抱きついてきて私が料理してる邪魔をしてくる。
A「あっ、ちょ、流星!髪の毛乾かして!エプロン濡れてまうやんかー」
ハグしてくれるのは好きやから、全然ええねんけど、料理してる時に引っ付いてくるのは正直怖い。
まぁ、何回も言ってるけど離れてくれんから慣れるしかないみたいやけど。
流「あとでAが乾かしてや」
A「分かった分かった」
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どるちゃん(プロフ) - 神ちゃんGardさん» コメントありがとうございます!亀更新で申し訳ありません...もう少しお待ちください...! (2020年5月8日 11時) (レス) id: 84b6ab05e3 (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんGard(プロフ) - 続き読みたいです (2020年5月3日 12時) (レス) id: 4d3b32c51d (このIDを非表示/違反報告)
どるちゃん(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2019年12月14日 0時) (レス) id: defc61fdb4 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月9日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
どるちゃん(プロフ) - 彩いちごさん» リクありがとうございます!了解しました!授業中イチャイチャ憧れますよねー(笑) (2019年9月3日 1時) (レス) id: eb790d8d96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どるちゃん | 作成日時:2019年6月1日 19時