卒業。 ページ30
今日、学校で卒業式があった。
3年間ずっと着ていた制服を着て学校に行くのはもう最後。
寂しい気持ちもあるけど、大人になったんやなぁとかも思ったりする。(笑)
A｢りゅうせ、みてみてー！後輩の子に貰った！｣
Aは、後輩の子に花束を貰ったらしく、俺に見せて自慢してくる。
A｢流星先輩と2人で部屋に飾ってください♡やって！(笑)一緒に住んでると思われてたー(笑)｣
流｢じゃあ、一緒に住む？｣
何気にノリみたいな感じで言ったら、Aの目が点になっていた。
A｢え、それ、ほんま…？｣
こうなる事は予想外やったけど、元々俺は今日の為に準備してきたものがある。
流｢…Aが良かったら、一緒に住もーや。…これ、貰って｣
ロッカーに置いてた花束をAに差し出すと、Aが泣き出してしまった。
流｢もー、泣かんといて(笑)｣
ぎゅっと抱きしめると、Aは俺にしか聞こえない声で、｢ずっと一緒にいたい｣って言ってくれた。
流｢うん、ずっと一緒にいよ｣
そう言うと、Aは顔を上げて、上目遣いで、｢ちゅー…｣って言ってきたから、いつも通りやなって思って、軽くキスをしたら、周りには傍観者がいっぱいいたことに気づいた。
望｢え、これからは流星に会いに行ったらAちゃんもおるん！？最高やん、居候しよ｣
そんなこと言ってる望の頭をぺちっと叩いて、Aを連れて淳太の所に向かった。
流｢じゅんたー｣
淳｢はぁ…お前らは最後まで先生付けへんなぁ｣
流｢もう今日からは友達やん？｣
淳｢友達ちゃうわ、これからも先生と生徒やわ｣
A｢淳太、はぐー｣
淳｢ああもう、抱きつくのも流星だけにしろって言ってるやんか…｣
もう抱きつかれたのも慣れたのか、そのまま放ったらかしにしてる淳太からAを引き剥がして、俺にひっつける。
淳｢最後の最後まで流星とAはそのままやったわ…(笑)今までで1番めんどくさかったけど、1番おもろかったわ。ありがとうな(笑)｣
A｢っ…｣
流｢もー、A泣かすなって。泣かしていいのは俺だけ｣
淳｢いや、好きな女泣かしたらあかんやろ(笑)｣
流｢あ、そっか｣
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どるちゃん(プロフ) - 神ちゃんGardさん» コメントありがとうございます！亀更新で申し訳ありません...もう少しお待ちください...！ (2020年5月8日 11時) (
レス) id: 84b6ab05e3 (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんGard(プロフ) - 続き読みたいです (2020年5月3日 12時) (レス) id: 4d3b32c51d (このIDを非表示/違反報告)
どるちゃん(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年12月14日 0時) (レス) id: defc61fdb4 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月9日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
どるちゃん(プロフ) - 彩いちごさん» リクありがとうございます！了解しました！授業中イチャイチャ憧れますよねー(笑) (2019年9月3日 1時) (レス) id: eb790d8d96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どるちゃん | 作成日時：2019年6月1日 19時
