藤井くんの彼女は激甘ちゃん。せかんど。

テーマパーク。3 ページ28

アトラクションめっちゃ乗ったしショーとかパレードもめっちゃ楽しんだから、久々にめっちゃはしゃぎすぎた。







A｢あーあ、帰りたくないなぁー｣








流｢また来れるやん、いっぱい来よ｣








A｢次の時もこれ付けよーなっ｣









流｢はいはい(笑)｣








−−−








帰りの電車。







A｢…うせっ、流星っ…！｣








Aの声で目を覚ましたら、もう電車は終点に着いていて、俺達が降りなければいけない駅を過ぎていた。









流｢うわ、え、終点やん｣









A｢流星まで寝てしまったらもう無理やろー(笑)｣








流｢今日は仕方ない(笑)｣









立ち上がると、寝起きやからどうしてもフラフラしてしまう。









A｢わっ、もー、ほんま危なっかしい(笑)｣









それに気づいたAが手を握って、支えてくれた。









乗り越すなんて日常茶飯事やから、特になんとも思わず反対車線に乗る。









眠くならんようにAとお気に入りの曲を聞こうと思ってケータイを出そうと思った…んやけど。









流｢あれ、ケータイない｣








A｢えっ、またー？(笑)｣









Aのケータイから電話を掛けてもらって、その着信音を頼りに探すと、ポケットに入っていた。








流｢…あ、あったわ｣








A｢よかった(笑)｣









流｢ん、こっちは…左や、逆やわ｣









バラードなんて流したら絶対寝てまうから、アップテンポの曲を聴きながら電車に揺られる。









降りる駅に着いて、アップテンポの曲を流してたのに寝てしまったAを起こす。









なんか久々にAの寝顔を見れたから、ちょっとテンション上がって寝顔写真を何枚か撮って秘密のフォルダに入れたのはAには内緒。(笑)









さっきとは逆で寝起きやからフラフラしてるAの手を強く握って、さっきのAが俺に言ってきた言葉をそのままAに返して、家まで送り届けた。







−−−−−−−
やっぱりテーマパークって、帰りまでがテーマパークですよね←

流星くんの天然を爆発させました。(笑)

にゃんにゃんにゃん。→←テーマパーク。2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す