藤井くんの彼女は激甘ちゃん。せかんど。

文化祭当日。2 ページ18

回る時間が来て、約束通り(約束してなくても絶対そうやったけど)一緒に回っている。









さっきのチューが結構広まったらしく、廊下を歩くとめっちゃみんな好奇の目を向けてくる。









まあ、別に、あれは見せつけのためやからこんな見られてても痛くも痒くもないけどな(笑)









A｢もー、流星ー、絶対さっきのチューやんかぁー｣








流｢ええやん、A取られたくないもん｣








そう言って後ろから抱きつくと、腕にAの腕が巻きついてきて、なんかめっちゃ密着度がすごい。(笑)









A｢私も、流星のこと取られたくないから別にええけどねー｣









と、ニコニコな笑顔で言ってきたから、思わず俺の腕の力が強くなってしまう。









A｢んんー、ぐるじぃー(笑)｣









流｢ほんま大好きやわあー…(笑)｣









A｢私も大好きー！｣









｢今年もベストカップルはこの2人やな｣って声が聞こえて、俺らは周りから見てもベストカップルに見えるんやって思ったら余計嬉しくなる。









今、予行の時と同じように、Aを抱きしめながら2人でゆらゆら歩いている。









そしたら、デジャブかのように淳太が出現した。←









淳｢お前らいつなら離れてんねん、ほんま｣









流｢んー、淳太に取られたくないから淳太の前では離れへんわー｣









淳｢別に俺は取らんわ！(笑)｣









A｢淳太が私のこと狙ってるーうわーん｣









笑顔やけど、めっちゃ棒読みで言ってて、淳太も思わず｢棒読み！｣ってつっこんでた。








淳｢そういや、自分ら、さっき教室でキスしたんやろ？(笑)めっちゃ広まってるで(笑)｣









流｢わざと広めるためにやったからええねん｣









淳｢なんやそれ(笑)｣









流｢俺のA誰にも取られたくないもん｣









A｢私も、私の流星取られたくないもーん｣









Aはそう言って、淳太の前やって言うのにキスしてきた。









淳｢もー見てられん！はよ教室帰れ！｣









A｢んふふ、淳太顔赤ー(笑)｣







そんな感じで淳太と別れて、また2人で回ることになった。

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