藤井くんの彼女は激甘ちゃん。せかんど。

はっぴーばーすでい。 ページ12

A『流星っ！お誕生日、おめでとう！』






夜中０時。Aからの電話で、今日が誕生日やと思い出した俺。







流｢今日誕生日か｣








A『え、また忘れてたん？(笑)去年もやんかー(笑)』









流｢仕方ないやんか。そういうんそこまで気にしてないからさー｣









A『私からしたら、流星が産まれてきた日やからめっちゃ大切な日やもん...！』









そう言われて、嬉しくないわけがない。









流｢ふはっ(笑)ありがとう(笑)｣









A『流星の事大好きな証拠やな！』









きっと、画面の向こう側では満面の笑みで通話してるんだろうと思う。








だから...









A『え、ちょ、まって、それは無理やって...！』









流｢だって、顔見たいもん｣









ビデオ通話にしてみた。(笑)









A『あかんってば...もう寝る前やったから半目やもん』









流｢...ふはっ(笑)パジャマ、お泊まりの時と全然ちゃうやつやな(笑)｣









A『あ！？まって、そうやん！めっちゃダサいヤツ...。流星には見せたくなかったのに...！！』









俺とお泊まりする時は、モコモコのやつを着てるから、紺色のやつとか見たこと無かった。








A『ま、まあ、お父さんのやつみたいなんは着てないからええねんけどね！』









何故かちょっと強がってるA。(笑)





可愛い。(笑)









A『そんなん言ってる流星ジャージやんか...！』









流｢うん、Aいないもん(笑)｣









A『おんなじやんかぁー』









流｢そやな(笑)｣









A『でも、流星がジャージ着てるとか体育以外で見ることないから新鮮！かっこいい！』









不意打ちのかっこいいはずるい。






ほんまに、この子の沼はどこが底なのかわからへん。(笑)





どんどん堕ちて行ってる気がする。(笑)









流｢ほんま、そんなことほかの男に言わんといてや？｣









A『流星にしかこんなん言わへんもーん。流星のこと大好きやから出ちゃうの』

はっぴーばーすでい。2→←あいすくりーむ。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す