Episode 50 ページ11
奏汰「いやです〜！おゆだとぼくゆであがっちゃいますよ〜」
浴槽に入ろうとしない。
それをなんとかいれるべく、兄さんたちが立ち向かっている。
渉「茹で上がるほど熱くないですから、ね！１度入ってみましょう、案外水かもしれませんよ☆」
零「そうじゃよ、湯気が上がっとるがもしかしたらそういう水なのかもしれんじゃろ？」
そんなわけあるか。
湯気が上がる水ってなに？
奏汰「ん〜...そこまでいうならはいってみます〜」
騙された！？
純粋なのはいいけど、さすがにそれは騙されちゃダメでしょ！？
しぶしぶ浴槽に沈んでいく奏汰にい。
さて、このあとどうするのか。
奏汰「やっぱりおゆじゃないですか。だましましたね？おみずいれされてください」
それは騙される方が悪いと思う。
あの嘘で。
宗「待つのだよ、誰が入れさせるか。それで風邪をひかれて困るのはこっちなのだよ」
そうだねー。
それは言える。
ついでに夏目にいも諦めてるから僕の横で笑ってる。
奏汰「おみずならいつもはいってるのでだいじょうぶです。いつもならなにもいわないじゃないですか〜」
言っても聞かないの間違いじゃないか？
僕らじゃなくともちーちゃん先輩とかは言ってるぞ。
蛇口前を必死に固めてる渉にいと零にいと宗にい。
あっ、これは３人ひきずr。
とか考えてる間に奏汰にいが一番ひ弱な宗にいの手首をつかんだ。
そのまま引きずり込んだ。
驚いてる宗にいを横目に渉にいと零にいも引きずり込まれていった。
もはや恒例行事だね、僕ん家に泊まったときの。
『替えの服とってくるよ、兄さんたちの分』
録画を止めて横にいる夏目にいに告げた。
夏目「いやボクもいくヨ。ここにいてたらボクも引きずりこまれそうだからネ」
ごもっともです。
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作者名：oldclock | 作成日時：2023年1月26日 23時
