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Story 119 ページ23

優「じゃあ…ありがとう。(ニコッ」

サ「いいえ!(ニコッ」

穂花「…」

差し出そうとしたおにぎりをゆっくりと残念そうに引っ込める穂花

(人1)・桜・舞・凜華『…』

その様子を切なそうに見る女4人

勇・玄・顕・海『…』

何かを訴えるように優太を見る男4人

優「…うん!美味い!」

サ「ほんとですか!?嬉しいです♪」

優「料理上手いんだね?」

サ「結構好きなんでよくやるんですよ^^」

優「へー!すごいじゃん!」

サ「岸先輩に褒められるなんて嬉しい!♪」

しかし全く気づかない

(人1)「…帰るわ。」

舞「私も。」

不機嫌オーラMAXで立ち上がって屋上を出ていく2人

凜華「え!?(人1)!舞!」

桜「…私達も行きましょうか?穂花。凜華。」

凜華「…うん…穂花行ける?」

穂花「…ぅん…」

荷物をまとめて3人も出ていく

玄「…あ…お腹痛い…」

勇「え?まじ?」

顕「大丈夫?」

海「保健室行く?」

玄「行っとこうかな…一応…」

勇「じゃあ着いてくよ。」

玄「ごめんね、じん…」

勇「気にすんなよ。(ニコッ」

勇太と玄樹の2人も屋上を後にする

優・顕・海・サ『…』

なんとなく気まずい空気になる



〜♪〜♪〜♪



そのときに響くケータイの音

顕「?」

主は顕嵐

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玄樹腹痛いのフェイクだって。
あの場の雰囲気に耐えられなかったらしい。
顕嵐もいづらかったら海斗と抜け出してこいよ。



勇太からだった



ツンツン



海斗をつつく

海「?」

顕「ん。」

気づいた海斗にケータイの画面を見せる

海「…」

なんとも言えない表情をする

顕「岸くん」

優「ん?」

顕「俺らじんから呼ばれたから行くね?」

優「え?海斗も?」

海「あ、うん。っぽい…」

優「ふーん…分かった。」

海「ごめんね?」

優「なんで謝んだよw」

顕嵐と海斗も屋上から去る

サ「なんか…ごめんなさい…私のせいで空気おかしくなっちゃいましたよね…?」

優「全然大丈夫だよ。(ニコッ サキちゃんが気にすることは何にもないから。(ニコッ」

サ「はい…」

優「あいつら不器用だからさ、ちょっと動揺してるだけだよ。サキちゃん穂花に似てる訳だし。」

サ「…ほんと…すみません…」

優「女の子が頭下げないの。(ニコッ ほら、戻ろ?」

サ「…はい…(ニコッ」

また力なく笑う

それから2人も屋上を出ていった

〜in 女子〜

(人1)「くっそー…なんなんだよ、あの女…ムカつくな…っ…!」



ガンッ



近くのゴミ箱を蹴る

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ラッキーアイテム

紫色のベルト

ラッキーパーソン

神宮寺 勇太


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作者名:ゆゅ太。 | 作成日時:2015年5月3日 19時

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