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走馬灯 last story ページ35

Aside
感覚がほぼすべてなくなった

私はどっちを向いている?

上?下?左?右?

目は開いている?


頭がぐわんぐわんしてるのか

もう堕ちてるのかさえわからなかった



とイメージしか存在しない私の目の前に大きなスクリーンが見えた

と,忘れていた思い出とかが流れ出した


機械が上手くいかないと困っている私たちを怒鳴り付ける操作を教えてくれない父

「お前らが上手くらやないからだ

なのに自分が上手く操作できないと

「本当駄目だこのバカが 本当どうしようもねぇなほんとバカが」

と機械に話しかけたりナビに怒鳴る馬鹿


死にかけの伊勢海老や道端に死んでいた鳩

川の中の光り

髪を切った日

入学式

いじめられた日々

光都と出会った

スクールカートを自力で這い上がったあの日

卒業式 泣きわめくクラスメートを横目で流して先生が泣いているのを見て笑い泣き

誰かの葬式 食べ物がいように美味しくて


中学に入学

お父さんがとうとうおかしくなって精神的にも限界に近くなった

優しい先輩

まだ45程なのに認知症になった父迷惑の元でしかなかった
ストレス制作機

テスト

光都に振られてすでに私はそのとき死んでいた

ここまでだらだら生きてきて


今やっと其のゴールに辿り着いた





























今私は生きているのだろうか

そういえば私はテストでなんてんをとれたのだろう


遺書を書くのを忘れてしまった



聴覚は最期まで生きていると言うことは本当なのだろうか

光都の声が聞こえた気がした

大好きだよ

って

これは私が強く望んだから私の精神が勝手に作り出した幻聴なのかもしれない




でもこれは違う気がした

「これをAは望んだの?」


泣きながら問いかけるかのような


愛しい


大好きな


私のものと


信じて


疑いもしなかった





其の声








これが



本当に

























































































私の



望んだ





結末


終わり


終止符




だったのだろうか______?

{後書き}→←私が中学生の時 7



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作者名:繁茂 | 作成日時:2016年4月29日 10時

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