忘れてしまう君に幸せを【zm】 (ページ7)

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A視線

乾杯をしてから1時間が経とうとしていた。
私はトントンとロボロと翠で談笑していた。

すると向こうでシッマの声がした。

コ「せや！A！今度新企画やろうと思ってんねんけど、Aの案採用しようと思ってん！」

鬱「せやな～、あの案、斬新やったからな～
俺らや思いつかへんな」

シャ「せや！笑点のお題もおもろいのあったで～？なぁ？大先生？」

鬱「いやん、シャオちゃん辛辣」

「あの…」

コ「ん？どないした？」

「私、なんか提案したっけ？」

みんなえ？って顔してるな…
でも、ほんとに時分が提案したとか
大先生より面白いお題出したとか…

ト「ほ、ほんまに覚えてへんの？」

トントンが驚いた顔で聞く。

「…思い出せん…」

オ「いつも要らん事まで覚えてるAちゃんが…」

ヒ「珍しいな…」

ショ「でもまぁ、あれやないっすか？物忘れとちゃいます？」

チ「せや！Aちゃんにも忘れる時くらいあるって！」

場の空気が重くなったのを察知した
ショッピ君とチーノが
何とか良くしようとしてくれる。

「せ、せやで！私やって忘れる事くらいあるわ！なんでも覚えてる天才とちゃうぞ！」

私もそれにのる。
せっかく久々にみんな集まって楽しく飲んでる。
そんな空気をぶち壊すような事はしたくない。

シャ「せやな。天才やったら俺に最後の成績抜かされんもんな？」

「はぁ？！何年前の事言うてんねん！煽ってんとちゃうぞ！」

コ「あん時のA、相当悔しがってたからなw」

「はぁ？！何言うてんねん！私より下やったくせに！」

コ「お前！それ禁句やぞ！！」

ショ「確かにコネシマさん、Aさんよりアホでしたもんね」

コ「ショッピ君まで何言うてんねん！」

それからはガミガミと昔話を用いて
プチ言い争いになったが、トントンが止めてくれた。

トントンが止めてくれてからも
楽しい雰囲気に戻ってくれた。

ある1部を覗いては…。