マネージャー塩対応日記 2

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稲荷崎 対 青葉城西の試合









「 侑さんのサーブえぐ……… 」








侑さんのサーブは 、ジャンプフローターとスパイクサーブの二刀流で














「 ……っ 、またサービスエース！ 」










それに加えて今日はとても調子が良さそうだった
















「 ……溝口さんやばいですよ 、あれは本当にやばい 」




「 …だな 、バケモンだわ 。ありゃ 」






スパイクサーブは言わずもがな腕もげそうだし 、ジャンフロは決まりすぎてるし






「 侑さんハイスペすぎ…… 」














数本決められてしまったが 、なんとか侑さんのサーブを切る











そして 、サーブはこちらのターンへ






「 でもな 、吉岡 」





「 ？はい 、 」





「 こっちだって負けちゃいねぇんだわ 」













溝口さんの視線の方向 、次のサーブは







「 及川さん…！ 」










「 … 」





「 及川ナイッサー 」


「 ナイッサー 」












「 … 」







少し目を閉じて集中する











………… あ 、及川さんのあの顔






そして 、空気がしまるようなオーラ










ピーーー！







キュッ 、キュッ…



キュッ！








ババン！！！！










ボールは 、目を開けていても追いつけれないほどで




威力もここ数日で数段と上がっていた










ピッ！



判定はIN










「 っしゃあ！！ 」














「 …今のは無理や 」



「 えっぐ… 」



「 やるやんか 、 」











サーブは 、現代バレーボールにおいて何にも邪魔されない唯一の攻撃だって言ってたのがよく分かる








「 サーブがレベチ…… 」







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