第36振 事後処理←照れてますよ!!駄目ですか!? ページ40
Aside
ーーお2人に、大好きですよと言ったのは良い。…恥ずかしい。酔ってるとは言え、恥ずかしすぎる。…余計顔が赤くなった気がする。…鶴さんでも良いから、この空気を消してください!!
鶴丸「荷葉、大丈夫かー!?」
勢い良く襖を開ける鶴さん。…様付けは話す時だけにしよう。心の中では良いよね??砕けても。
加州「ちょっと、大声出さないで。荷葉が起きちゃうじゃん」
三日月「…なに、このくらい平気であろう。ーー狸寝入りは、感心せぬな。起きているのであれば、返事くらいしてやらぬか」
ばっ、バレていらっしゃる。くぴゃー!!
A「…ナンノコトデショウカ。ワタシニハ、ワカリマセン」
加州「なんで片言。…起きてたなら、さっきの話聞いた??」
これは、正直に言った方が良いかな??…うん、三日月様もいらっしゃる事だし。
A「私、寝ていても意識だけはっきりとしているので。お2人にもう一度、…鶴丸様にも言いましょう。ーー大好きですよ」
桜の花弁ががぶわっと、部屋に舞った。…溺れる…窒息するかと思った。←
A「桜吹雪…」
ぁ、消えた。…照れる。恥ずかしくて死ねる。顔はお酒のせいにしておこう。…赤いだろうから。
次郎「荷葉、大丈夫かい??様子見に来たけど…」
次郎様、お酒臭い。飲みすぎです。
A「ありがとうございます、次郎様。もう大丈夫です。少し飲みすぎただけなので」
次郎「前から思ってたんだけど、敬語外しちまわないかい??堅苦しいのは好かないんだ」
…清光相手には、外してますよ。既に。言いませんが。
鶴丸「それは良い考えだ。俺も前から思っていたんだ。これを機に外さないか??」
さて、どうしたものか。それは本当に嬉しい申し出だけど。
A「良いのでしょうか??」
加州「良いんじゃない??荷葉が決めたら良いけど、俺はそれに賛成だから」
清光が許可してくれた。…なら、そうしようかな。
A「…うん、わかった」
鶴丸「俺の事は、さっきみたいに呼んでくれて構わないからな」
うっ…。心の中では既に鶴さん呼びです、はい。
A「宜しくね、鶴さん。次郎さんも、清光も、三日月さんも」
次郎「敬称も外しても、良いんだけどね??」
無理です。いくら女神とは言え、敬語外して…尚且敬称も外すなんて。出来ませんとの意味も込めて、首を振る。次郎さんは納得してくれた。次郎さんはそのまま皆の所に戻り、この事を伝えてくれるそうだ。ありがとう、次郎さん。
第37振 アタシと審神者←可愛い子だね(次郎side)→←閑話 エイプリルフール
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作者名:葦原 さくら | 作成日時:2018年2月11日 21時