第２７振 お茶会のち酔っ払い←鶯と月とすっぽんが… ページ30
Aside
ーー鶯と月とお茶します。お茶請けは、饅頭です。…ちょ、イケメンとお茶するとか。私、すっぽんじゃない??綺麗すぎじゃないか!!お茶してる姿も格好いいとか。やだなぁ…隣に並びたくない。←
A「…………」
あの、隣に並びたくないとは言いました。いや、思いました。だからって!!だからって、間に入るとか。私がなにをしたと言うのですか!!←
A「お茶請けのお饅頭、如何ですか??」
三日月「うむ、美味いな」
鶯丸「あぁ。この饅頭はーー」
A「私も食べよっ。頂きます」
口に入れた瞬間２人から、“あ…”と言う声が聞こえた。
A「ーーふにゃ…??」
こっこれは…。この味は…。
A「みかじゅきさま…これ…さかまんじゅう…??」
酒饅頭だったとは…。置いてあったのを、持ってきたのが不味かったか…。ヤバイ、呂律が…まともに回らない。
三日月「ん”ん”っ…(可愛い)。…匂いでわからなかったのか??」
A「さいきん、はにゃがきかにゃくて…。うぐいしゅまりゅさま…??」
私と顔も合わせず、ぷるぷるしてる。…あぁ、向こうから堀川国広様と和泉守兼定様が。
A「ほりかわさま…、いじゅみのかみさま…」
和泉守「荷葉??どうしたんだ。顔も心なしか赤いし、呂律も回ってないぞ」
堀川「それって、酒饅頭ですよね??兼さん、荷葉さんはそれを食べて、今の状態かもしれない」
成る程…と納得気味の和泉守様。あぁ、酔いが回ってきた。ふらふらするから、兼さんに抱き付いとこう。←
和泉守「おっと…。どうした??」
A「かねしゃん…。きよみちゅ、どこ…??」
三日月「待て、加州が清光呼びになっただと。どうして兼さん呼びになった。抱き付くのは俺ではないのか!?」←
A「きよみちゅがいいの…」
とてとてと歩き、沖田組の部屋に行く。…酒饅頭も少し持って。←でも、兼さんに腰を引かれて歩けない。…あう…。
和泉守「こら、荷葉。饅頭だけ置いてけ。国広、悪いが清光を連れてきてくれ。多分、部屋だろうから」
A「やら。たべりゅの」
堀川「わかったよ、兼さん。荷葉さん、連れてくるから待っててね」
堀川様にコクンと頷く。数分後、廊下を走る音と共に清光が来た。
加州「なにやってんの、荷葉」
A「きよみちゅー♪」
加州「はぁ!?ちょ、なんなの…!!」
清光に抱き付いてると、酔っ払いだと誰かが伝えました。陽気なだけで違うもん。酒饅頭、うまうまですな。←
第２８振 荒れる模様←取り合いか(和泉守side)※軽い下ネタ有→←第２６振 綺麗すぎて←直視出来ずに居るんだ(歌仙side)
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作者名：葦原 さくら | 作成日時：2018年2月11日 21時
