第21振 書類整理←終わる気配なし ページ24
Aside
ーー書類が、終わりません。…なんですか、この量は。クソアマのか??…いや、私のか。加州様、山姥切様に手伝って貰っているのに。全然終わる気配がない。…長谷部様も頼もうかしら。
A「終わらないですね。…抹消したい」←
こんのすけ「怒られます」←
山姥切「…荷葉、名前を頼む」
名前を書いて、判子押してく。…癒しがほしい。短刀たちに会いたい。短刀たちマジ天使。…蛍丸様は大太刀だけど、かわええのよ。物吉様、幸運を届けて下さい。今すぐこの書類が無くなる事が、私の幸せです。←
加州「余所事考えてないで、手を動かして??」
A「…はい。…長谷部様呼ぼうかしら??」
加州「主命とあらばーって??…今より早く終わるね。確実に」
3人で相談し、呼ぶ事になった。
A「…此処で呼んで聞こえるかしら??ーー長谷部様??」
長谷部「お呼びですか??荷葉様」
早っ!!助かるけど。
長谷部「此方に目を通して頂けますか??」
A「隊の編成とかですね。…三日月様と考えて下さったのですね。ありがとうございます、長谷部様。長谷部様、書類整理を皆様と一緒に手伝って頂けますか??」
長谷部「主命とあらば。…貴女様が名前を書いて終わるものしか、置いてはないと思いますが」←
A「…え??」
パラパラと書類を1枚ずつ見ていく。…確かに、それっぽいのばかりだ。
A「…頑張ります」
加州「俺はこのまま、荷葉を手伝うよ。判子押してくから、名前書いたら此方ちょうだい。2人でした方が早く終わるよ」
加州様…!!嬉しい!!…早く終わらせよう!!
三日月「入ってよいかな??」
A「三日月様??どうぞ」
いつの間にか山姥切様と長谷部様は居なかった。
鶯丸「荷葉、加州、茶を持ってきた。一緒に飲もう」
A「鶯丸様の淹れて下さるお茶は、とても美味しいですから。…ありがとうございます。どれ程経ちましたか??」
三日月「二刻程か…。半刻もすれば、夕餉の時間だからな」
4時間も。もうそんな時間か…。結構出来たかな??…うん、減った。それなりの量は。
A「三日月様??どうしました??」
加州様と鶯丸様に先に行って貰い、私と三日月様だけになっている。動かないのかな、三日月様。
三日月「A…」
っ!?今、誰も居ないからって、名前呼ばれた??
三日月「…A…」
後ろから抱き締めながら呼ばないで!!耳に息が掛かるから!!照れるから!!恥ずかしい!!
第22振 恥ずかしいから!!←なんとかして下さい→←第20振 過去←皆様に教えます
52人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葦原 さくら | 作成日時:2018年2月11日 21時