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緑×赤 ページ10

エイプリルフールのお話です!

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


緑side


赤「神ちゃん、好きや。付き合って欲しい。」


みんなが何も言わずどこかへ行ってしまって、2人きりの楽屋で楽屋で寛いでいたら。

急に、しげにそんなことを言われて。

めちゃくちゃ嬉しかった。

でも。


緑「…今日、エイプリルフールやん。なんよその嘘、おもんな。」


俺はしげのことを本気で好きやのに。

気持ちを弄ばれたようで、めちゃくちゃ腹が立って。

つい、きつい言葉を投げかけてしまった。

2人の間に沈黙が流れる。

この2人の空間に居づらくなって、俺は部屋を飛び出した。

悲しそうな顔のしげを、見て見ぬふりをして。

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作者名:葡萄 | 作成日時:2023年2月5日 12時

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