愛情至上主義 1 (ページ3)

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紫×桃ページ3

紫side

桃「はぁ〜、ほんまかっこええ。」

なんてさっきからソファに座ってスマホを見て何やらうっとりしてる様子の小瀧さん。

あのー、俺居るんやけど？

小瀧さん、なに見てるんですかね。

紫「なぁのんすけ、」

桃「わっ、濵ちゃん、どうしたん？」

声をかければすぐにスマホの電源を落として俺を見上げてくる。

さっきからずっとこうやねん。

紫「のんすけさっきからなに見てるん？」

桃「へ？何も見てないで？あ、なぁ今日一緒にお風呂入らへん？」

紫「え、のんすけがええならええけど。」

桃「濵ちゃんとお風呂入りたい！」

紫「ん、ほな入ろっか！」

のんすけと2人でお風呂に入る。

大人2人で浴槽に入るのは、やっぱりちょっと狭い。

でもその分のんすけと密着できるから、ええんやけど。

ってあれ、なんか忘れて、、

紫「…っあぁ！！」

桃「わ、！？なんよ急に、大声出さんといて…」

紫「俺なんか今日ずっとのんすけに上手いこと話しそらされてばっかりやったやん！」

そう言えば、ゆら〜、と黒目が泳ぐ。

桃「そう？そんなことないと思うで？」

そう言うのんすけの黒目はまだ泳いだまま。

きっとスマホに見られたくないものがあるんやろう。

俺がずっと同じ空間にいたのに、そっちを優先してたからな。

なんならそっちを見てうっとりしてたんやで？

のんすけの好みの女の人とか？

それかえっちなビデオでも見てたりする？

はぁ、すぐに確認せな。