_ キ ミ の も の ？sn

2. ページ14

佐久間side.









Aの帰りを部屋で待っていると急に来たふっかと翔太。



何こいつら、今日は俺がAと寝る日なんだけど
もしかして忘れてんの？






渡辺「 知ってた？世間では猫の日ってのがあったらしいぞ 」



佐久間「 んなもん知ってるわ！ラヴィットで特集やったわ 」



深澤「 これやるよ。 」






ふっかから渡されたのは白いねこみみ。


別にこんなの要らないんだけど、なに？





渡辺「 Aに付けんの。良くね？ 」



深澤「 ぜってぇ可愛いってお前も男なら分かんだろ？ 」







__







そんなこんなで2人は日付けが変わっても出ていかず、


Aが帰ってきた。







ねこみみを見せると案の定首を傾げて意味分かんない。と言う顔をする。




そりゃそうだよね、意味分かんないよね。





でももう佐久間さんはその気なので。





ねこみみを彼女の頭に付けて両手を引いて床に手を付けさせた。






「 へ… 」




佐久間「 ほら。にゃん、は..？ 」






従順な君は鳴いてくれるでしょ、






「 にゃ、ん？ 」



深澤「 ちがーう！にゃんっ♡だよ 」



「 ねぇ、翔太… 」





翔太に助けを求めても助けてくれるわけないでしょうが。笑






渡辺「 ほら、鳴いてみ。 」



「 にゃ...、にゃんっ... 」





恥ずかしさのあまり目が潤んできたのは予想外で
堪らなく可愛くて3人一斉に息を呑んだ。







想像以上に破壊力がやばいぞこれ。














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