第28話 推し様ご帰宅するようです ページ30
「A、鍛えてたりするか？なんかこの前より強くなってる気がしたんだけど」
「はい、最近少し鍛え始めましたよ！私ももっと強くなりたいので！」
事務所のあるビルの階段を登りながらロナルドさんと雑談をする。そして、事務所に帰れば推しが迎えてくれる。…何て素晴らしい世界なんだろうか。
ーｶﾞﾁｬー「ただいま、戻りましっきゃぁあ！！わ、Y談おじさん！！？」
「うお、なんでこいつがうちの事務所に！？」
「こいつとはなんだ、失礼な。私は頼まれたからここへ来たのだよ？」
ドアを開けてそうそう、吸血鬼Y談おじさんがいて驚く私とロナルドさん。この吸血鬼は苦手だ……
「彼は私が呼んだのだよ。六つ子を元の世界へ戻す為にね」
六つ子を元の世界へ戻す方法？というのに疑問を持つとヒナイチちゃんが説明してくれた。
「なるほど……だからってなんでY談おじさん！？」
「それはおもし……彼ら六つ子たちはそこまで自分の性癖を晒す事が恥ずかしいとか思っていないだろうと思って」
「お前絶対、面白そうだと思ってるよな？？」
砂になったドラルクさんだけど、六つ子もY談おじさんと楽しそうに話してるし、これで元の世界へ戻せるなら別に良いや。
「良かったです、皆さんも元の世界へ戻れて安心です」
「……ヘイ、ロナルド。ちょっとこっちへカモン！！」
「え、な、なんだよっ」
と、ロナルドさんはカラ松に呼ばれ、六つ子の皆と何かを話していた。暫くすると、顔を赤くしたロナルドさんが六つ子と戻ってきた。
「んじゃ、Aちゃんたちありがとな！」
「カラ松girlたち、さらばだ」
「ほ、本当にお世話になりました。」
「……ありがと」
「ありが盗塁王！！あっははー！！」
「またどこかで会えたらいいな〜♡じゃあねっ！」
別れの言葉を言う六つ子にY談おじさんがビームを浴びせる。六つ子はそれぞれの性癖を暴露しながら少しずつ消えていった。
「……行ったな。はぁ、変なやつらだったな」
「…うぅ…皆んなで"おそ松さん"一緒に観ましょぉお！」
「Aくん、とりあえずこれで拭いて」
涙でぐちゃぐちゃになった私にハンカチを渡すドラルクさん。
「そ、そういえば。さっき六つ子に何言われたんですか？」
「い、いやなんでも…」(言えねえよ……『告白ぐらいしっかりしろ』とか言われたなんて…)
その後、ヒナイチちゃんやY談おじさんも含めて、皆でおそ松さんのアニメを観たのだった。
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おなご！(プロフ) - 返信ありがとうございます！コメントが少しでも作者様のモチベに繋がるといいなぁと思ってます！更新お疲れ様です！相も変わらず最高でした！書くのは本当に大変だと思いますが引き続き応援してますね！ (2023年2月28日 21時) (
レス) @page32 id: c932391468 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - おなご！さん» ありがとうございます！作った作品にコメントがついたの初めてなのでとても嬉しいです…！これからもどんどん書くので見てくれると嬉しいです〜！！ (2023年2月28日 17時) (レス) id: fc5d930aee (このIDを非表示/違反報告)
おなご！(プロフ) - めちゃくちゃ好きです最高です神作品ありがとうございます！ (2023年2月28日 15時) (レス) @page23 id: c932391468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白玉さん。 x他1人 | 作成日時：2023年1月31日 22時
