ライムグリーンのトリトリコ＿ .〈 Yabu.K 〉

▽ ページ7

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「 ゆうとなんか

さいてー さいあくだ…… 」



人を苦しめといて。このやろー！、





『 だれがサイテーで最悪だって…？



やぶくん。 』




「 ゆーと……




っ、、ゆーとっ、ぅ〜……っ、、ゆぅと〜っ… 」



頭上から降ってきた声は、

優しくてあったかい

待ち望んでた裕翔の声だった。





最低、最悪。

だなんて口に出していても、






やっぱり裕翔は来てくれた。




俺はこの裕翔が大好きで仕方ない。



『 っえ、ちょ、、やっやぶくん！？ 』


俺が号泣してる事に驚いて、

ワタワタする裕翔。すごいかわいい。


「 っ…ゆーとっ、だいすきっ。 」


『 ………あーもう。なんでそんな可愛いことする？



俺、本当に死んじゃう…やぶくん可愛すぎる。 』


「 ゆーとは？好き？…嫌い？ 」




『 もちろん愛してるに決まってるでしょ。 』



これ。


この言葉とこの笑顔を待ってたの。



でも、想定外。

“ 愛してる ”って言ってくれるとは思ってなかった。



……こんの爽やかイケメンめ。



……心臓ズッキンドッキン言って煩いじゃんか…！



『 ああ〜、、目擦っちゃだめだよ…

絶対光くんにバレる…、俺がやぶくん泣かしたって…


でも、泣かすようなことして…ごめんね。 』



馬鹿だなぁ…裕翔。


俺は裕翔が来てくれたことに安心して泣いたのに。



「 ところでゆーと、楽屋でうわの空だったのはどうして？
なんかあった？ 」


『 いやあ……大した意味は無いんだよ……




相変わらずやぶくん可愛いなあ〜って考えてた。 』


「 っな、、なにそれえっ……俺が心配した意味〜、。 」


恥ずかしい。


もう、裕翔のばあか。


『 ごめんごめん。……でも嬉しいでしょう？ 』




……バレてるかよ、。



いいんだ。


いいんだよ。幸せだもん。





「 嬉しい……です、。





これからも、そう思ってて…ほしくなくない、。 」






アマノジャク で ハズカシガリヤ の僕を許してね。






裕翔はそれでも、大好きでいてくれるってわかってるから…！！







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Fin.

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