【BL】オシドリ夫婦。（仮)【外伝】【名前変換オリジナル】

二 ページ14

「帰蝶様。夕餉をお持ちしました。」

『ん、入っていいぞ。』

入ってきた、女中は夕餉を置くとすぐに出てった。
俺は、残すことなく食べた。…若干変な味がしたが気にしない。

数刻経ち、身体が火照って頭がぼうっとした。そのときは、机に突っ伏して寝た。
それからまた何刻か経ち、目が覚めた。相変わらず、身体は熱い。

ふと、振り返っても信長はいない。会いたい、別に妻なんだから思ってもいいだろ。


俺はフラフラになりながら、信長の部屋に向かった。

「…A様…？」

『ん…？あぁ…信行殿。信長、いる？』

「はい、居ますよ。どうかしましたか？」

『ん、よばぁい〜…ふふっ。』

そう言うと、信行殿は顔を真っ赤にしていった。
うーん、相変わらずの初心だね。

「夜ばっ…！？！？」

『しーっ。じゃおやすみ。信行殿。』

「は、はい…。」

そのまま、すれ違い信長の元へ向かった。
部屋の戸を開けると、信長はすぐ俺に気づいた。

「何の用だ。」

『…夜.這いって言ったらどうする。』

「フン、貴様酒でも呑んだか。」

俺は、信長の前に座った。

『わかんない。ね、したい。』

「俺は忙しい。」

『嘘吐き…。』

何故かそんな言葉だけで、涙が出てきた。

「回数を減らせといったのはAだ。」

『…減らさなくていい。俺のこと愛して。』

俺の着崩れた着物は片方の肩を露出させていた。すると、信長は妖しく口角を上げた。
信長は、すぐに押し倒し、俺の唇を奪った。少しすると信長は離した。

「後悔するなよ。」

『ん。』

そしてまた唇を重ね、何度も何度も身体を交わり信長に溺れていった。

翌朝＿＿

『…あ？俺なんで信長の部屋に…は、裸っ！？？』

「貴様の夕餉に酒が入ってたらしい。それでのこのこ俺を誘ってきたわ。」

背中から聞こえる声に俺は肩をびくりの震わせた。
…何にも覚えてない。ただ確実なのは昨日やったわコレ。腰がクッソ痛え。

『俺が誘った…。』

そう考えるだけで、顔が熱くなった。

「今更照れておるのか。それ以上のことをしておいて。」

『ちょっと黙って。マジプライドズタズタ。』

「たまに貴様の言ってることは理解できん。」

まぁ、でも…信長とこう話したりできるだけ数日前より幸せだ。
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ぱふぇ！！様
リクエスト「酒が入って誘っちゃう夢主くんと誘われて我慢できなくなる信長様」でした！
ありがとうございました！！
短い！！すみません！

一「浮気？」→←一「誘惑」

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