一「儚い命」 ページ27
人はなぜ生きるのかという疑問が最近の悩みの人様リクエストです。
ありがとうございます！
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『信長どこ行くんだよ。』
「道三の墓だ。」
『え、俺も行く。』
一応父親だから。ちなみに道三の死に目は見てない。
俺が殺されそうだったし。
「足でまといだ来るな。」
『な、なんで俺別に一緒に行くだけじゃん。』
「…半刻だけ待ってやる。」
『だから短い！！』
急いで準備を始めた。信長は言ったら本当に行くから俺置いていかれる。
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ぽつりと建てられた小さな墓。あれだけ、凄い人だったんだけどな。
『俺も、こんな墓建てられるのかな。
信長、人って弱いんだな。』
「人は弱さに抗う。弱い人間などいない。」
強いな。信長、お前は。みんながみんなそんなではないんだ。
『…そ。
俺、信長より先に死ぬんじゃないかな。』
「戦に身を置かん貴様が先に死ぬか。」
『こんな身体だからな。
俺死んでも、絶対信長は死ぬなよ。』
俺と信長は目を合わせることなく、道三の墓を見詰めて言葉を交わした。
「俺と死ぬと言ったのは嘘か。」
『嘘じゃない、俺だって、一緒がいい。でも、信長に死んで欲しくない。』
鼻がツンとして、胸が締め付けられた。そのときは、抱き締めて欲しかった。
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『疲れた。』
信長の身体にどさぁっと寄り掛かると、信長は俺の身体をぐっと抑えて馬を走らせた。
池田恒興も居た。
『…なんでいっつもこんな速いんだよ。俺落ちる。』
「落ちろ。」
『んだとコラ。』
俺と信長の口喧嘩を恒興は苦笑いをしながら見ていた。
少し走らせて、川の近くで信長は馬を止めた。
「少ししたら出る。それまで、好きにしろ。」
休憩ってことか。俺にそう言うと、信長は俺を放っといて恒興と話し始めた。
仲間はずれはいけないなぁー。とは思いながらも、川の方へ、下った。
頭クラクラする。
『んん…。』
そのとき、足場の悪い川の近くで転んだ。
危なく川に落ちるところだった。
水を飲めば、少しは楽になるかと思って水をすくって口を含んだ。
『この身体面倒だな…。』
尾張に戻ったら、休もう。すると、遠くから声を掛けられた。恒興だ。
信長は先に馬に乗って見向きもしない。
「帰蝶様！帰りましょう…！」
『あぁ、今行く………
ッ！』
ドクンと大きな鼓動が体全体に伝わった。
.
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らのみぃ*@元むいちゃこ - はい！全裸で待ってます！(((やめろ (2020年11月15日 22時) (
レス) id: bccfaf932b (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - むいちゃこさん» 返答遅れて申し訳ありません！！リクエスト了解致しました！時間かけるとは思いますが、気ままに待っていただけたら嬉しいです。 (2020年11月15日 1時) (レス) id: fe109e5f3f (このIDを非表示/違反報告)
らのみぃ*@元むいちゃこ - 肉の塊で吹きましたwww名前変えました！←どうでも良すぎて草 作者様にちょっとでも話しかけたかったなんて言えない、、、、。 (2020年10月15日 22時) (レス) id: eb7dbd103e (このIDを非表示/違反報告)
むいちゃこ - リクエストでーす！夢主くんの構ってちゃんと夢主くんのなんというか一日もうただひたすら信長に愛される的なのが見たいです！ (2020年10月9日 23時) (レス) id: eb7dbd103e (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣@変態(プロフ) - 猫好きさん» ありがとうございます笑 (2019年2月16日 11時) (レス) id: c160c5901c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大手裏剣
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oh19years/
作成日時：2018年7月29日 10時
