【ハイキュー】私が眠れなくなった日 (ページ15)

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眠れません 15 ページ15

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じゃあ私はこれから仕事だから、と言ってすぐ様に出ていった水無月さん

ポツンと一人、取り残された私はどうすればいいのやら

すると、コンコンとドアを叩く音が聴こえた

ガチャと開けて入ってきたのは、先程、私をお姫様抱っこしてリムジンに乗せた髪型が特徴的な人

「お嬢様とお呼びした方が宜しいでしょうか？それとも、A様で？」

「あ、いや、自由に呼んでいただいて構いません…」

さっきのこともあって、目を見れない私

「では、お嬢様とお呼びしますね」

「えっ」

驚いて見上げたその人の顔は、悪戯顔で微笑んでいるように見えた

「どうかされましたか？お嬢様が自由に呼べ、と仰ったので私はそれに従った次第にございますが？」

「いや、だってさっき、名前で呼んでたのに、急に…」

その人がニヤニヤ顔になったのはすぐに分かった

あ、これ自覚してる、と分かってから、少し睨むように見ると、

「素直じゃないですね、A様は」

優しく微笑んで私の名前を呼んでくれた