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眠れません 11 ページ11
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「この先に旦那様がおられます」
連れてこられた先は、旦那様と呼ばれる人がいる部屋だとか…
そこに入るように促された私は、
そっとその部屋のドアを開けた
「やあ、よく来たね、A」
そこにいたのは優しそうな男の人
私を見るや否や、にっこりと笑って部屋に入るように招いた
使用人らしき人は見当たらないので、この空間は二人きりらしい
「そこに座っておいてくれ。今、お茶を入れるから」
使用人を使わずにこうやって自分でお茶を入れてもてなしている姿を見る限り、何も怖い人ではなかった
私は指定されたソファに黙って座る
一体、これから何が起こるんだろう…
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作者名:キジにぃ | 作成日時:2017年3月14日 22時