もしもの話【ツイステ】【wrwrd!】【短編集】 (ページ10)

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zm｢はえ～、そゆことか。その催眠魔法って解く方法ないんか？｣

『魔法薬とかでも解除方法はあるんやけどな。な！ペ神せんせ！』

sn｢生憎今は持ち合わせてないけど家にあるよ～まあ、催眠魔法の強さによって効くか効かないかは変わるけどね～｣

『ペ神せんせの言った通りあのオンナの魔法が強ければ効かないんや。』

zm｢さっきの言い方からして魔法薬以外にも方法があるんか？｣

sn｢俺は聞いた事ないな…A君なにか知ってるの…？｣

『ワシ解除魔法使えんねん！まあ結構な魔力使うから休憩無しに使えるんは2回やけどな』

zm｢さすがA！｣

『ってことで生徒会は誰を味方につけたらええんか？』

多分生徒会長とその近くにいるヤツらは強めにかけられてるからムズいよなぁ
きっと人にナイフ投げるくらいやからな…あのオンナの近くにいると催眠魔法の威力が倍くらいになるって考えたらええな

zm｢せやなぁ…エミさんとひとらんはどうや｣

sn｢確かに、あの二人ならエーミールは頭がいいしひとらんは強いからね｣

『そうと決まればさっそく出発や！』

ht｢ねぇ、ゾム。花嬢にナイフ投げたのってホント？？｣

em｢花さんが言っていたのですが…ゾムさんがそんなことするのか気になってしまいまして…｣

『ごめんな。そのことについてはいまから説明するわ。』

ht｢もしかしてキミがゾムに言ったの。｣

『そんなワシのこと睨まんといてや…怪しいやつじゃないねん』

まずはこの警戒心の強いヤツからやな。
は～…解除魔法とか久しぶりだから不安やな…

『〇△□✕％※〇△□✕％※』

ht｢えっ…なにｯ｣

zm｢安心してくれや、怪しいことをしとる訳やない。｣

ht｢………あれなんだろう…なんか今までなにか忘れてたような…｣

催眠魔法をかけられた人は皆
解いたあとにこう言う。
きっと忘れていたのは、コイツらの場合は
自我だろう。

は～…あのオンナ…
ワシの親友の大事な人達に何しとんねん
絶対全員解いたるからな…！

『とりあえずそっちの人もやるから、デコ出してや』

em｢あっ…はい！｣

『〇△□✕％※〇△□✕％※』

『よし、これでええやろ』

クッソｯ魔力が足りないせいか体がうまく動かへん…
まてや…生徒会ってあと9人くらいおんねんな…
コイツら助けたらワシﾀﾋぬんやないかな…

zm｢とりあえず保健室まで来てくれや。A抱えていくで、魔力足りないんやろ｣

『おん…ありがとな…』