学1イケメンの裏を知った結果

Secret 2 ページ2

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「「バイバーイ」」


『バイバイ！』






2人とは通学路が途中まで一緒。

私だけ最寄りが違うため、電車を降りたら
そこからいつも1人


でも駅から家が近いから、そこがありがたい！






5分ほど歩くと少しボロいアパートが見えてきた

そして私は迷わずこのアパートの前で止まる。






家に着くと、誰もいないことを確認してから
部屋に入る



こんなアパートに有名私立校の制服を着て
入っていったらちょっとやばいからね。









『ただいまー』




私の声が誰もいない部屋に響く

まぁ、いつもだけどさ



そう。ここは私の家！







ここに住んでいることは絶対学校の人に知られたくない！


だって、みんなお金持ちなのに私がこんなとこに住んでるなんて知られたら……






絶対引いて避けられるに違いない！






お金持ちが多いって知っててこの学校を選んだのは

特待生になると学費が半分以上免除になるから。




それを知った私は必死に勉強して見事特待生になったわけ！






このことは亜美や瑠奈にも秘密にしてる。



この2人とはずっと一緒にいたいから…





高３まで隠しとうせたんだもん！

あと1年がんばる！笑









リビングでくつろぎはじめたとき、
私のスマホが鳴った。



誰だろう？



え、めずらしい。







『もしもし？』



「あ！出た！

ごめんねー。お願いなんだけど

宅急便で頼んでた住所、間違えて家にしてた
みたいでもう少ししたらそっちに届くから
お店に持ってきてくれない？」




『はーい、わかったー』



「ほんとごめん！じゃ、気をつけてきてね！」







ｶﾞﾁｬっと一方的に切られた電話





住所間違えるとかどんだけなの。

おっちょこちょいすぎ笑









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