５８話 ページ10
．
「(なんやこれ、味うっす！！)」
非常食というより病院食のようだ
？「それしかないから、我慢して食べてね」
地獄だ、ご飯が美味しくないとか終わった
これ作ってる人は薄味が好みなのだろうか
それとも健康を第一に考え過ぎたのだろうか
どちらにせよ味が無いに等しい、水ご飯って感じ
「ご飯食べないんですか？」
？「僕は後で食べるよ、まだ仕事があるから」
まだ仕事があるんか、意外と大変やな
？「美味しい？」
「ノーコメントでお願いします」
ハッキリ言うと美味しくない
Ｗ国のご飯が美味しかったってのもあるけど
ここのはマジで味が無い、調味料無いんかな？
心の中でボロくそに言いながらもちゃんと食べる
「(ご飯があるだけありがたいと思わな…)」
こんな水ご飯って感じのやつでも
ご飯が食べられるってことにありがたみを覚える
「ごちそうさまでした」
？「下げてくるから、お風呂入っててね」
着替えは用意してるよ、と言われた
お腹いっぱいにはなって無いけど一応完食した
から厨房の人達には是非褒めてもらいたいものだ
風呂はこの個室には無いので
わざわざ銀髪男の部屋まで行かなきゃならない
ちなみに銀髪男はAの隣の部屋だ
「失礼しまーす」
誰もいないけど声を掛けながら部屋に入り
電気を点けるとベッドの上に着替えがあった
下着も全て白一色だ、どんだけ白好きやねん
「(おぉ！ちゃんと湯船あるやんけ！！)」
お風呂に入ってまずそこにビックリした
シャワーだけかと思えばちゃんと湯船もある
湯船があることにテンションが上がり
ちゃんと体を綺麗にしたあと湯船に浸かった
「あ〜、最ッ高やな」
あったかい、いや少し熱いくらいかな
でもいい感じ！やっぱりお風呂最高やわ！！
ひと息ついていると風呂の扉がノックされた
？「湯加減どう？」
「めっちゃいい感じ〜、最高っすわ〜」
湯に浸かりゆったりとした口調で答える
？「良かった、上がったら髪乾かしてあげる」
「ありがと〜」
最高、これぞ悠々自適な生活やな！
お風呂から上がってネックレスをつける
日頃から身に着けるようになったのでもう癖だ
銀髪男が取るかもしれないと不安だったが
流石にあいつも服を漁ることはしなかったらしい
「上がったで〜」
？「ここに座って」
風呂場から部屋に戻るとドライヤーを
用意して待っていた銀髪男に促されて歩み寄った
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アイス！ - ゼロちゃんがかわいかった！(泣)ゼロちゃんとは絶対別れたくないよね (2020年10月11日 15時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
アイス！ - あ〜、、、ふしぎな話☆ (2020年10月11日 15時) (レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメント、そして応援ありがとうございます！！新作投稿に向けて頑張ります！！ (2020年3月20日 10時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
つきみうどん - 神作品すぎません？？占ツクめちゃめちゃ久しぶりにみた初めの作品がこれだったのでもう本当に泣きました。うん泣きました()これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月20日 0時) (レス) id: d84db328f6 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - がんばりますっ！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年3月1日 18時
