７０話 ページ22
．
「(推しが嫉妬！？なんて日だ！！！)」
そっぽ向いてしまった最推しを
ガン見しながら思わず両手を合わせ拝んだ
だって推しが嫉妬とか結構レアじゃん！？
グ「おい、何をしている」
「はっ、す、すいませ…つい癖で」
どんな言い訳やねん
なんて心の中でノリツッコミしながら
拝んでいた手を膝の上に置き誤魔化す為に笑う
そのまま微笑んでいると突然手を握られた
「んん゛…ん？」
何で手を握られた？え？私今日が命日？
重なる手とグルッペンを交互に見るが
何も言わずにただ目を合わせられ見つめ合う
え？何この時間、何この見つめ合いの時間！！
「あー、えーっと…？」
推し様は何で無言で私の手を握ってるの？
グ「…はぁ」
え、ため息つかれた！！？
何かリアクションをしろってことか！？
「……あ！グルッペンさん手綺麗ですね！！」
この骨張った拳！程よい色白さ！細い指！！
バランス的には凄く良きです、圧倒的解釈通り
「この、骨格？なんと言いますか…その…」
やばい、いざ言葉に出すとなると急に語彙力が
「何か手入れしてるんですか？保湿とか？」
クリームとか塗ってんのかな？
肌すべすべ！！毛穴なくね？毛穴どこいった？
「乾燥とか無縁そうですね！」
全くグルッペンの意図を理解しないAに
周りの幹部達は必死に笑いを堪えたりしている
大「(え、この子鈍すぎん？)」
コ「(グルッペンの顔見てみぃ、死んどる)」
大先生とコネシマはアイコンタクトしながら
くすくす笑っていてゾムは耐え切れず顔を背けた
ト「A、もうやめたれ」
トントンが笑いながらそう言うと
流石にはしゃぎ過ぎたと慌てて口を閉じる
「ご、ごめんなさい！嬉しくて舞い上がって…」
グ「…嬉しい？」
最推しと手を繋げて最高ですよ！！
そりゃテンションも爆上がりするって！！！
グ「俺と手を繋げて嬉しいのか？」
「嬉しいに決まってます！推しですよ！？」
立ち上がりそうな勢いで声を張ると
数秒固まりグルッペンは照れた様にはにかんだ
グ「そうか、嬉しいのか」
「はい！めちゃくちゃ嬉しいです！」
グルッペンは満足そうに何度も頷くと
Aと手を繋いだまま外の景色を眺め始めた
最推しと手繋げるなんて今日は良い日だ
ずっとこのままで居たい、まじで幸せ
ヘリ内は甘い雰囲気に包まれ
その状況に幹部達は目を見合わせて微笑んだ
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アイス！ - ゼロちゃんがかわいかった！(泣)ゼロちゃんとは絶対別れたくないよね (2020年10月11日 15時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
アイス！ - あ〜、、、ふしぎな話☆ (2020年10月11日 15時) (レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメント、そして応援ありがとうございます！！新作投稿に向けて頑張ります！！ (2020年3月20日 10時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
つきみうどん - 神作品すぎません？？占ツクめちゃめちゃ久しぶりにみた初めの作品がこれだったのでもう本当に泣きました。うん泣きました()これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月20日 0時) (レス) id: d84db328f6 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - がんばりますっ！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年3月1日 18時
