２５話（最終日） ページ26
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歴史史上類を見ない最速での大勝利を収めて
Ｗ国はさらにその名を世界中に轟かせたのである
そしてＧ国はＷ国に取り込まれ名前を失った
グ「後悔しているか？」
「いえ、全くしてないです」
焼け野原と化した故郷に思いを馳せたが
すぐにその思いを消しグルッペンに視線を向ける
グ「心配しなくても孤児院は無事だ」
グルッペンはAと約束した通り
孤児院周辺には一切攻撃していないので
孤児院は傷一つ無く今も立派に建っている
「何で交渉を引き受けてくれたんですか…？」
グ「お前が仲間になると言ったからだ」
命を賭けるほど大切にしたい物があることに
初めて人間らしさを感じた
それと同時に守らなければいけないと思った
自分らしくないと心の中で少し笑う
孤児院に被害がいかないように交渉しに来た
ときの目が本気だった、守りたいと思っていた
彼女の守りたい物を守らなければと考えたのだ
グ「さて、今日で5日目だ」
今日は期限日だった
ちゃんと彼女の口から聞かなければいけない
グ「この国と俺に忠誠を誓ってくれるか？」
「はい、勿論です」
Aは跪いてグルッペンの手をすくう
「貴方の為なら命を捨てても構いません」
まるで映画のようなワンシーンだ
Aは柔らかく微笑み手の甲にキスをする
それを見ていた他の幹部達も思わず固まるほど
惚れ惚れする光景にグルッペンは口角を上げた
グ「心強いな、頼むぞA」
「はい！」
Aは立ち上がって笑顔を見せる
「自爆テロでも何でもするんで！」
グ「それは駄目だ」
ニコッ！と笑いながらとんでもない発言をする
Aにグルッペンは慌ててそれを拒む
まずはこの考えを変えていかないとな…
グルッペンはAの目に光が宿るよう
一から教育し直さなければならないと思った
だがAの瞳に光が宿る未来はそう遠くない
Ｗ国に居ればきっと大丈夫だろう
ショッピはそう思いながら微笑む
コ「お、ショッピなんや？気になるんか？」
ショ「うるさいっす」
コネシマにからかわれて肩を殴っておいた
自爆テロをしに来たときより
輝いて見えるAの瞳に自然と視線が向く
グ「早速だが任務だ、宜しく頼むゾ」
幹部になるからには任務をこなしてもらう
そう言い頭を撫でられ胸の辺りが暖かくなった
「ハイル･グルッペン！！」
どんな任務だろうとこなしてみせる
Aは眩しいほどの笑みを浮かべた
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なんとなく(プロフ) - 琥珀糖さん» コメントありがとうございます。わざわざ教えて頂いて申し訳ないです…教えて頂いたサイトに確認して参ります。 (2023年5月2日 20時) (
レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖(プロフ) - なんとなくさん» 匿名R様とらう様ではなくすみせん。以前私も別サイトで同じような作品を見かけたことがありまして…。多分お二人様と同じものだとは思いますが…。プリ小説の、yukiさんという方の、「こんにちは、自爆テロしに来ました」だと思います。 (2023年5月1日 22時) (レス) id: cf2e70fb38 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - 匿名R様、らう様コメントありがとうございます。返信が遅れてすみません、現在自分は他のサイトでは活動しておらず宜しければそのサイト名を教えて頂けると助かります。 (2023年4月12日 18時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
らう - 突然で申し訳ないんですけど、他のサイトにもこのような作品があるんですけど、主さん他のサイトでも活動していらっしゃるんですか? (2022年10月13日 15時) (レス) @page5 id: d093ea2b94 (このIDを非表示/違反報告)
匿名R - 初めまして、突然すみませんが別サイトにて似たような作品がありましたが、主様は別サイトでも活動などしておられますか…？ (2022年4月25日 19時) (レス) @page3 id: 368b9c4177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2019年12月15日 17時
