９５話 ページ48
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ーーーあれから数ヶ月が経った。
Aは一般兵を通り越して幹部補佐に昇格
ウルフとリリーも同じ時期に同階級へと出世し
３人はそれぞれ別幹部の補佐に付くことになった
その幹部と常に行動を共にし
時には叱責され、時には褒められて
３人は充実した軍人生活を送っている
「お！ウルフ久しぶりやな！」
ウ「おー！久しぶり！」
リリーとAは変わらず同室だが
部屋が違うウルフとはたまにしか会えなかった
３人は別の幹部に付いており
その幹部ごとによって1日のスケジュールが違う
同室のリリーとも行き違いになることがあった
リ「最近どう？」
ウ「それが結構大変でさ〜」
リリーはシャオロンにウルフは何故か大先生に
Aは言わずもがなゾムに腕を買われていた
何故ウルフが大先生なのかと言えば
元々ウルフと大先生は関わりがあったらしく
ボディーガードには丁度良いという理由だった
ウ「あの人すぐ女について行くんだぜ」
「そりゃ大変やな〜」
大先生はハニートラップなど一切警戒せず
好みの女性について行くので対処が大変らしい
あとたまに大先生が狙っていた女性が
ウルフを気に入ってしまい機嫌が悪くなるとか
そんなこともあってウルフはいつも忙しそう
「私は前とあんま変わんないかな」
Aはあまり変わり映えしない
本気で戦ったり背中を預け合う、そんな毎日だ
リ「私は毎日楽しいよ〜！」
リリーはシャオロンと相性が良く
楽しければ敵陣に構わず突っ込んでいき
2人で暴れ回るという戦闘狂ぶりを発揮している
「幹部補佐ってかなりの出世だよね」
リ「出世コースまっしぐらだよ〜！」
このままいけば幹部になれるのではないかと
周囲も思っていたし３人もそう考えていた
幹部とも肩を並べる程の実力がある3人に
兵士達や幹部そして総統まで期待を寄せている
リリーの言う通り出世コースまっしぐらだ
3人で笑いながら話しているとウルフが途端に
何かを思い出したようで「あ、」と声を上げた
ウ「俺久しぶりにAのアレ聞きてぇな〜」
ウルフが笑いながら言うと
言葉の意味を理解した2人もニヤニヤし始めた
「私の最近の悩み聞きます〜？」
ウ「ぜひ聞きたいですね〜」
Aは箸を置いて口を開く
「強すぎて困ってます！」
それを聞いて３人でゲラゲラ笑った
これから先どうなるかまだ誰も知らない
だがきっと素晴らしいものになると思っている
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なんとなく(プロフ) - ひなひなひなひなさん» コメントありがとうございます！番外編の更新も頑張りますのでこれからも宜しくお願い致します！！ (2020年4月20日 14時) (
レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - 最初にリリーちゃんが悪役になりそうとか思ってた自分をぶんなぐり。。たくはないな。本当に面白かったです！ありがとうございました！番外編も楽しみにしてます！ (2020年4月20日 12時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメントありがとうございます！番外編も新作が落ち着いたら投稿しますのでそちらでもまた楽しんで頂けたら幸いです (2019年12月19日 11時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
koba-koda(プロフ) - 完結おめでとう！すっごい面白かったです！題名と、話の内容が合いすぎて、最後の、「強すぎて困ってます！」ってところで、泣きましたww (2019年12月19日 1時) (レス) id: 32e8ffc3b6 (このIDを非表示/違反報告)
甘糖(プロフ) - 完結おめでとうございます！番外編待ってます！ゆっくり更新してください！ (2019年12月16日 0時) (レス) id: fd61314f8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2019年11月23日 16時
