９３話 ページ46
．
朝ごはんを食べ終わり部屋に戻ったA達は
朝配られたアンケートに苦戦していた
「もう解決したから書くことないよね」
ウ「確かに、昨日解決したもんな」
ウルフはそう言ってケラケラ笑う
嫌がらせは昨日解決したし
昨日の話が広まったのか視線も無くなった
書くことがないので逆に困る
ペンをくるくる回しながらうーんと悩んでいた
リ「どうせなら面白いこと書きたいよね〜」
リリーの呟きでAはニヤッと笑う
何か思いついたようでペンを持って書き始めた
書き始めてからすぐに終わってペンを置く
「見てこれ、どうよ」
書き終わった紙を2人に見せると
それを見てリリーとウルフは手を叩いて笑った
リ「さいこー！w」
ウ「確かにお前らしいww」
2人してしばらく笑って自分らしいことを
書いて見せ合い過呼吸になりそうなくらい笑う
「これ絶対ウケるわw」
自分でハードルを上げていくスタイルで
A達は紙をまとめて提出した
ウケ狙いだとしても自分らしいと思う
アンケートを提出してから再び話題は恋バナに
うつりAにとっては地獄の時間だった
「(誰か助けてーー！！！)」
ーーーーーーーーー．
ト「はい、アンケート回収したで」
グ「ありがとう、確認しよう」
トントンからアンケートを受け取り
時間をかけて新兵のものを全て確認する
するとグルッペンは急にゲラゲラ笑い始めた
ト「ど、どした」
急に笑い始めたグルッペンに引き気味に聞くと
手招きして1枚の紙をトントンに見せた
それを見るとトントンも声を上げて笑い出す
グ「流石だ、面白い」
ト「これはおもろいわw」
トントンは笑いすぎて腹が痛くなり
腹を押さえひーひー言いながらソファーに座る
グルッペンとトントンが見て笑っていた紙には
大きな字で一言だけ書いてあった
『強すぎて困ってます』
この一言で誰か分かってしまう
アイツやるなぁ、とトントンは呟いた
グルッペンとトントンは話してこの紙を
ゾムにも見せようとインカムで部屋に飛び出す
そのあと総統室に来たゾムに紙を見せると
ゾムも過呼吸になるほど笑って床に倒れ込んだ
ゾ「さすがやろ、コレはずるいわ」
起き上がって紙をグルッペンから受け取って
大きいが綺麗な字で書かれてあるそれを見る
このアンケートでこんなことを書くのはずるい
というか完璧にウケ狙ってきてるやんけ
ゾムはじっくり見て再び吹き出した
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なんとなく(プロフ) - ひなひなひなひなさん» コメントありがとうございます！番外編の更新も頑張りますのでこれからも宜しくお願い致します！！ (2020年4月20日 14時) (
レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - 最初にリリーちゃんが悪役になりそうとか思ってた自分をぶんなぐり。。たくはないな。本当に面白かったです！ありがとうございました！番外編も楽しみにしてます！ (2020年4月20日 12時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメントありがとうございます！番外編も新作が落ち着いたら投稿しますのでそちらでもまた楽しんで頂けたら幸いです (2019年12月19日 11時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
koba-koda(プロフ) - 完結おめでとう！すっごい面白かったです！題名と、話の内容が合いすぎて、最後の、「強すぎて困ってます！」ってところで、泣きましたww (2019年12月19日 1時) (レス) id: 32e8ffc3b6 (このIDを非表示/違反報告)
甘糖(プロフ) - 完結おめでとうございます！番外編待ってます！ゆっくり更新してください！ (2019年12月16日 0時) (レス) id: fd61314f8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2019年11月23日 16時
