４話．忘れ物 ページ6
．
ト「それじゃ、今から幹部会議を始めるで」
トントンの一声で水を打ったように静まり返る
ト「議題は間近に迫った戦争について」
今回は間近に迫った他国との戦争で
使用する武器や前線を任せる部隊を発表する予定
ト「今回、前線を任せる部隊は…」
シャ「はいはーい！俺や！俺に任せとき！」
シャオロンが席から立ち上がって手を挙げる
コ「まぁたシャオロンか」
シャ「なんやねん、不服なんか？」
シャオロンが隊長を務めるのは前線部隊
特別な理由がない限り
他の部隊が前線に出ることは基本的に有り得ない
だが何やらコネシマとショッピは不服そうな態度
コ「シャオロンが前線やとやりにくいねん」
ショ「そうっすよ、この人無茶苦茶するから」
サポートに回るのは第一と第二戦闘部隊の２つ
いつもの事だがシャオロンが
前線で無茶苦茶するため裏方は非常に動きにくい
シャ「そんなんいつものことやんけ！」
ひ「だから今回は大人しめで頼む」
とお願いしてもきっと無理だろう
シャ「大人しめ？？……うーん、頑張るわ」
ショ「(絶対無理やろ)」
ショッピは小さくため息を吐いて下を向いた
ト「とにかく、前線はシャオロンに任せる」
次に使用する武器の説明
グ「なんと、今回は新しい武器を使用する！」
グルッペンは悪い顔でそう言い
使用する新しい武器の説明を鼻高々にし始めた
なんでもくられ先生と協力して開発したらしい
「(うわ…)」
くられ先生とグルッペンが協力して
開発した武器なんて邪悪以外の何物でもない((
ゾ「その武器ってどんな見た目してんの！？」
ゾムが瞳をキラキラ輝かせて身を乗り出す
グ「それは開戦までのお楽しみだ」
そして次は新武器の取説を記載した紙を
幹部達に配布して各自目を通すはずだったのだが
ト「グルッペン？」
先程までの饒舌はどこへやら
グルッペンはしまった、という顔で静止していた
グ「配布する紙を総統室に忘れてきた…」
「は？」
思わず怒気が混じった声で聞き返す
「(忘れ物がないようにって言ったよね？)」
グ「す、すまない」
視線で訴えかけると
グルッペンは小さな声で謝って顔を背けた
「…私が取りに行きます、少々お待ちください」
幹部達に一礼して
グルッペンにガンを飛ばしながら会議室を出る
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じゃんけん(プロフ) - 書き込み失礼します。ニヤニヤが止まらん良きかな。マジで夢主ちゃんのキャラ造形が大好きです！満足度No.1すぎました。 (5月7日 1時) (
レス) @page37 id: 3117205f0e (このIDを非表示/違反報告)
俺 - 夜遅くですが、完結おめでとうございます！！！今日のうちに、最初から最後まで読ませていただきました。すごい面白かったですwww他の小説も興味が湧いてきました！！！関係ないですが、ハッピーハロウィン！ (10月31日 23時) (レス) @page37 id: 93217855e3 (このIDを非表示/違反報告)
道産子軍出撃ィ！ - 完結お疲れ様でしたー！あと、おめでとうございます🎊！！ストーリーが面白く、表現も神っていて笑えるところなどがあり自分の中で最高の小説になりました！！本当にありがとうございました！！ (2023年2月15日 2時) (レス) @page37 id: c18e894fa6 (このIDを非表示/違反報告)
ミィ - まず、完結おめでとうござます！！！それからこの小説とてつもなく面白かったです！今まで見てきた中でもダントツで面白い！！これからも応援しています！ (2022年2月19日 22時) (レス) @page37 id: 7d2a741c78 (このIDを非表示/違反報告)
イェア - 総統かわよｗｗ 完結おめでとうございます! (2021年11月26日 17時) (レス) @page37 id: 08e1c3acf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年12月26日 10時
