校庭 ページ20
男性に校庭に連れていかれた以心と伝心
そこには男性と同じ年齢の生徒が2人いた
「来たな……」
「どんな奴かと思ったら普通の奴じゃないか」
「何をするつもりなの？」
伝心が強気の姿勢で男性に質問した
「言ってるだろ、ブン殴るって‼‼」
「落ち着け、○○ ここで騒ぐとセンコウが来るだろ」
「それにブン殴ったら、退学行きにされるぜ」
「そうだったな…」
「紹介するよ俺は△△、△△の兄だ」
「俺は□□、□□の兄 弟が世話になったな」
(なるほど、いじめっ子たちの兄なのか道理で僕達のクラスにきたのか…)と相手の理由がわかった以心だがその後何をされるかはわからず不安塗れだった
「お前たちは源と言う奴を助けたんだろ」
以心と伝心は頷いた
「でもさあ、いじめた弟達も悪かったと思うけど、お前らだって弟達を殴っていただろう？それはやり過ぎだと思うぜ」
以心と伝心はいじめっ子達を止めていたが、殴ってはいない 彼の言ったことがわからなかった
【いじめっ子達は殴ってはいない、源を助けただけです】
「こっちには証拠と言うものがあるんだ、ほら」
男性は写真を見せた、2人は写真に近づいて見てみたらそこに写っていたのは青い痣が残されていたいじめっ子達の3人だった
しかし2人はこの痣には見覚えが全くなかった
「俺はやってない 本当に知らない…」
【僕も……】
「じゃあやってない証拠は？」
「えっと……」
2人は痣には見覚えがなく、いつ何処で怪我をしたのかが分からないので証拠が見つからない
当の本人いじめっ子達に暴力を振るってないのは本当だじゃあその痣は一体……
「言えないのか、じゃあ証言にもならないしお前らがやったと言う事だな」
【違う 僕達はやってない】
「じゃあそれを示すものは？」
「えっと……」
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