2人の夫婦 ページ2
埼玉県の架空の街
そこには、2人の夫婦がいた
妻のお腹には双子の赤ん坊がいて、大きく膨らんでいた
「あっ!また蹴ったわ」
彼女は
「えっ?本当かい?」
彼は
ところで曲擬とは何か分からない方の為に簡単に説明しよう
曲擬とは姿、形、食べる物は人間と同じだけど人間ではない
曲擬は能力と言うものを持っていたりする能力とは簡単に説明すると魔法見たいなもの
その中には強力な能力を持つものがいるがそれは稀である
ちなみに月読命は「相手の能力を読み取る」能力を持つ
目視だけで相手がどんな能力を持っているのか、どんな戦法を取るのかが分かるのだ
そして曲擬には魂と言うものが存在する
見た目は虹色の火の魂の形をしている、曲擬の生命線というよりは本体であり魂があれば曲擬は傷の治りも早かったり、病気にもならない
それに寿命は存在せず魂が壊されなければ彼等は永遠に生きられるのだ、だけど…人間の歩美、曲擬の月読命 彼女達は寿命の差があるが愛の差はなく夫婦の絆は強く硬い
「ふふ…触ってみたら分かるわ」
歩美は読の右手を掴み、膨らんでお腹に優しく触らせた
ボコッとかすかに蹴ったような感覚が彼にも感じた
「本当だ…元気で産まれてくればいいな」
「人間かしら?それとも曲擬かしら?」
「さあ、僕にも分からないけど、歩美はどちらでも元気に産まれてくれればいいんでしょ?」
「よく、分かっているわね 私はどちらでもいいわこの子達が無事に産まれてくれれば私は嬉しいわ」
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