122話 ページ26
トントン
A:お館様ー!
ご報告があります
お館様:入っていいよ
A:失礼しまーす!
錆兎:失礼します
お館様:おや?錆兎も一緒かい?
A:まぁ、色々とありまして...
お館様:で?
あの連れてきた少年のことだろう?
A:はい
彼は、那田蜘蛛山に潜んでいた十二鬼月の鬼でした
錆兎:?!!
お館様:続けて
A:はい
以前、私の力のことをお館様にご報告致しました
その際に、もしかしたら鬼を人間することが出来るのではないのかと思い、今回実行してみました
お館様:その結果は?
A:はい、人間には戻せたのですが...
人間の時の記憶と鬼だった記憶が全て無くなっていたのです
お館様:そうか
A:そして、お館様にご報告していないことがもう1つ
私は死んだ人間を蘇らせることが出来るのでございます
ただ、バラバラになったり、溶けたり、食べられた人は救うことが出来ませんが...
錆兎:おい、聞いてないぞ
A:言ってないもん
そして、その蘇らせることや鬼を人間に戻す時はかなりの力を消費してしまう為、一日につき、鬼は1人、人間は5人までなら蘇らせることが出来ます
お館様:ではそれ以上やるとどうなるのかな?
A:力が尽き果て、私はこの世にはいないでしょう
お館様:わかった
A
A:はい
お館様:その力は無闇矢鱈に使ってはいけないよ?
君に死なれると困るからね
錆兎
錆兎:はい
お館様:義勇や炭治郎たちと協力して、Aを無理させないように見張っててね
A・錆兎:御意
A:では、ご報告は以上になります
お館様:うん、ゆっくり休んでね
うちらはお館様の部屋を出る
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作者名:みゅう x他1人 | 作成日時:2019年9月18日 14時