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99話 ページ2

累:坊や

炭治郎:はっ...

累:坊や、話をしよう
出ておいで
あ、もちろんAもね?

A:なんだい?

累:僕はね、感動したんだよ
絆を見て体が震えた
Aは君たちの兄弟じゃないんだよね?

A:ん?まぁね
大切な友達だよ!

累:そう...
この感動を表す言葉はきっとこの世にないと思う
でも君たちは僕に殺されるしかない
悲しいよね?そんなことになったら
一つだけ、それを回避する方法が一つだけある
君のその妹...それにA...
その2人を僕に頂戴?
大人しく渡せば、命は助けてあげる

A:本当?

累:もちろん

A:この子は渡せないけど、うちは構わない
もう、仕方ないし...
(てか、どうせ解決するしな)

炭治郎:何を言ってるのかわからない...

累:君の妹には僕の妹になってもらうし、Aには姉さんになってもらう
今日から

炭治郎:そんなこと承知するはずないだろう...
それに禰豆子とAは物じゃない...!
自分の思いも意思もあるんだ
お前の妹になんてなりはしない
Aも渡さない

累:大丈夫だよ、心配いらない
絆を繋ぐから
僕の方が強いんだ
恐怖の絆だよ
逆らうとどうなるかちゃんと教える

炭治郎:ふざけるのも大概にしろぉ!!
恐怖でがんじがらめに縛り付けるのを家族の絆とは言わない!
その根本的な心意気が夜垂らさなければお前の欲しい物は手に入らないぞ!!

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作者名:みゅう x他1人 | 作成日時:2019年9月18日 14時

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